株式会社ライフテック なぜ工場・店舗が暑くなるの?
- 最終更新日:2024-04-05 14:57:13.0
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同じように風が通り抜け気温は変わらないのに、なぜ折板屋根の日陰は暑く木陰は涼しいのでしょうか?
答えは「輻射熱」です。
輻射熱とは遠赤外線などの電磁波のことを言います。ドラム缶で焚火をすると風が吹いているのに体が温まります。
このように輻射熱は空気に関係なく温度の高い方(ドラム缶)から温度の低い方(人体)に移動し熱を伝えます。
【折板屋根の日陰が暑い理由】
■温度は夏場70℃~80℃
■人体の皮膚温度は約32℃~33℃
■折板屋根の輻射熱が人体に向けて飛んでくる
■空気の温度は同じ日陰でも輻射熱の有無により体感温度は大きく異なる
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基本情報なぜ工場・店舗が暑くなるの?
【木陰が涼しい理由】
■木陰は葉っぱが太陽に熱せられ中の水分が気化熱になって葉っぱの熱を奪う形で蒸発
■葉っぱの裏側が冷えるため木陰は人体に向けて輻射熱を発生しないので涼しく感じる
※人体の輻射熱を葉っぱが奪ってくれる
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詳細情報なぜ工場・店舗が暑くなるの?
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同じように風が通り抜け気温は変わらないのに、まぜ折板屋根の日陰は暑く木陰は涼しいのでしょうか?
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輻射熱とは遠赤外線などの電磁波のことを言います。ドラム缶で焚火をすると風が吹いているのに体が温まります。
このように輻射熱は空気に関係なく温度の高い方(ドラム缶)から温度の低い方(人体)に移動し熱を伝えます。
輻射熱=電磁波
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折板屋根が暑く木陰が涼しい理由
木陰は葉っぱが太陽に熱せられ中の水分が気化熱になって葉っぱの熱を奪う形で蒸発します。これにより葉っぱの裏側が冷えるため木陰は人体に向けて輻射熱を発生しないので涼しく感じます。
※人体の輻射熱を葉っぱが奪ってくれる
折板屋根の温度は夏場70℃~80℃になります。人体の皮膚温度は約32℃~33℃なので折板屋根の輻射熱が人体に向けて飛んできます。このように空気の温度は同じ日陰でも輻射熱の有無により体感温度は大きく異なるのです。
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熱の原則:熱は高い方から低い方へ移動する。
温度計で測る温度(空気の温度)には方向性があり、上部の温度が高く、下部の方が低くなります。これは暖かい空気は軽くなるため上昇することによるものです。
ところが輻射熱は電磁波であるため空気のように一定の方向ではなく360度どの方向へも移動します。熱の移動の原則に従い高い温度帯から低い温度帯へ移動するので、夏場70℃以上になった折板屋根の輻射熱は温度の低い室内に向けて飛んできます。
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遮熱材の効果
遮熱材は、3種類ある熱の種類の中でも赤外線で伝わる「輻射熱」を防ぐのに最も大きな効果を発揮します。夏の暑さの約75%はこの輻射熱によるものと言われているため、輻射熱を防ぐことが暑さ対策につながります。
「輻射熱」を発生する電気ストーブに対して同じ距離に断熱材と遮熱材を設置し、一定時間経過した後の温度上昇をサーモグラフィで撮影した動画をご覧ください。
こちらの動画からも、電気ストーブから放出される「輻射熱」を効率良く防ぐには遮熱材が効果的ということが分かります。
(上部に実験動画が掲載)
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