株式会社HALデザイン研究所 弊社の人間・生活工学によるモノづくり支援力をご活用ください
- 最終更新日:2021-06-21 21:15:47.0
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【人間・生活工学による評価技術】
個々の商品やサービスを評価するのではなく、それを使う人の様々な特性に照らし合わせて評価しようと努めています。例えば、背負って使うモノとしては、ランドセル、バッグや背負子などがあります。それらのモノと人をつなぐ部品が肩ベルトです。当社の過去の研究で得られた知見から、肩ベルトとしてウエットスーツの素材が適しているとの検討を付けました。その有効性を評価する実験計画と評価結果を以下に示します。
【評価計画】
■実験方法
2種類の肩ベルトを用い、ランドセルに標準的な重さの学習用具を入れ、歩行動作やその場でのジャンプを行って評価を行った。
■対象とする肩ベルト
従来の人工皮革製とウエットスーツの素材(以下新素材と呼ぶ)を取り上げた。
■モニター(被験者)
小学1年生、2年生
■評価項目
・主観評価(背負いやすい、身体に負担がない、身体が不安定等)
・姿勢や動作
歩行中の身体の傾き、左右前後のゆれ
・人とモノとの関係
ランドセルと身体のずれ、肩ベルトと身体の間にかかる圧力
続きは、下記の基本情報をご覧ください
基本情報弊社の人間・生活工学によるモノづくり支援力をご活用ください
【当社の強み】
■人や暮らしに関するデータ
・実験時に、肩ベルトの長さを決めるための小学生の身体寸法
・小学生1,2年生が普段使用しているランドセルの重さ
■多様なモニター ・小学1,2年生(近くの児童クラブの協力)
■色々な物を評価するための計測器と評価技術
・姿勢や動作 当社が開発したマーカーレス3次元動作計測システム
・人とモノとの関係 ランドセルと身体のずれはマーカーレス3次元動作計測システム
・身体にかかる圧力は薄型のロードセル
【評価結果】
■主観評価 新素材の方が、柔らかくて身体の負担がすくない。
■姿勢や動作 新素材の方が、前かがみにならず、身体の左右・前後のゆれが小さかった。
■人とモノとの関係
ランドセルと身体のずれが小さく且つ又身体にかかる圧力も小さかった。
【生活工学からの評価】
人間工学からだけでは評価できなくて生活工学から評価すべき項目として下記の課題があります。
・ランドセルを肩から外して机の上等に置くときかさ張らないようにするにはどうすればよいか
・ランドセルに入れる学用品の量が変わったときどのように対策するのか
価格帯 | お問い合わせください |
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用途/実績例 | 背負って使うモノ(例えばランドセル) |
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