地際（根元）の腐食促進のメカニズム三井住友金属鉱山伸銅

【地際（根元）の腐食促進のメカニズム】

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基本情報地際（根元）の腐食促進のメカニズム

■□■メカニズム■□■

下記要因の複合作用により金属柱の根元、即ち地際は、一般部に
比べ厳しい腐食環境となり、種々の腐食事故を誘発することがある

【促進要因】
■塵、芥、砂塵等が蓄積しやすいため、毛管凝縮が生じやすい
■ポ−ルを伝って雨水や結露水が溜まる
■塵芥、砂塵等によって塗膜等が損傷を受けやすい
■犬は散歩毎に同じ箇所でマ−キングのため放尿するが、
尿は強い腐食性を有する
■風、振動等により鉄柱に力が掛かると地際部に集中応力が作用する結果、
金属の化学的活性(メカノケミカル作用)が生じ腐食しやすくなる
■風、振動等により鉄柱地際に繰り返し応力が作用するため
　金属疲労が生じやすい(腐食疲労)
■構造的にマクロセルが形成される
・コンクリ−ト中の不働態化した鉄柱とその直上部の間で
　電位差が生じるため腐食

■詳細は、お問い合わせ下さい。

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用途／実績例	照明灯、道路標識、手摺りなど鋼製支柱は、地面との境界部である根元、即ち地際では、厳しい腐食環境に曝されるため、錆びの進展が早く、最悪の場合には支柱が折損し倒壊することがあります。