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変わるライフスタイル:5Gの基礎知識2

5Gの基礎知識

更新日:2020年5月7日(初回投稿)
著者:株式会社野村総合研究所 ICTメディア・サービス産業コンサルティング部  テレコム・メディアグループマネージャー 亀井 卓也

前回は、5Gサービスを取り巻く海外、および国内の状況を紹介しました。今回は、5Gサービスの普及により変化するライフスタイルを取り上げます。5Gによるライフスタイルの革新は、スマートフォンでの動画利用、特にスポーツやライブといったエンターテインメントの分野から展開されることになるでしょう。海外では多様な5Gスマートフォンが発売されています。国内においても、5Gのサービスインを待たずして、通信料金プランやサービスにおいて、5G時代を見据えた競争が始まっています。

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1. スマートフォンから始まる革新

5Gの普及は、スマートフォンを中心とした消費者向けサービスから始まります。5Gによって高速化する通信の恩恵を最も受けるのは、大容量コンテンツ、つまり動画です。現在では、外出先や移動中にスマートフォンで動画を視聴するライフスタイルがすっかり定着しています。こうしたニーズに合わせて、既に5G時代に先駆けた通信料金プランが提供されています。

ソフトバンクは2018年9月より、ウルトラギガモンスター+(プラス)という、データ容量50GBの大容量プランを提供しています。このプランには、各種動画サービス・SNSの通信が50GBから減算されない、カウントフリーと呼ばれるサービスが備わっています。またKDDIは2019年7月より、auデータMAXプランというデータ容量に上限のないプランを提供しています。このような無制限プランはアンリミテッドと呼ばれます。さらにKDDIは、2019年9月より、このアンリミテッドプランに動画配信サービスNetflixの利用料金をバンドルしたauデータMAXプラン Netflixパックも開始し、動画サービスへの注力を鮮明にしています。海外の例を見ても、5G時代は料金プランの大容量化が一層進み、動画需要が喚起されると想定されます。

動画の中でも注目されているのが、ライブイベントの中継です。スポーツや音楽ライブを会場で楽しみながら、手元の画面で自分が見たい対象や、好きな角度で見られるマルチアングル視聴は、イベントの新たな楽しみ方をもたらすでしょう。

こうした動画サービスを楽しむための、5Gならではの端末も用意されています。韓国国内だけでなく世界中で販売されているSamsungのGalaxy S10 5Gや、ヨーロッパ市場を切り開いた中国OppoのReno 5G、その他にも中国スマートフォン大手は続々と5Gスマートフォンをリリースしています。

目を引くトレンドとして、折りたたみ型ディスプレイを有するスマートフォンが挙げられます。ディスプレイを外側に向けて折りたたむ中国HuaweiのMate X、逆に内側に向けて折りたたむSamsungのGalaxy Fold 5G(図1)は、折りたたみの向きこそ異なるものの、持ち歩ける大画面スマートフォンという基本コンセプトは同じです。これと似て非なるコンセプトに2画面スマートフォンがあり、韓国LGがV50 ThinQを発売しています。

図1:Samsung Galaxy Fold

図1:Samsung Galaxy Fold

折りたたみ型超大画面を有するスマートフォンは、高精細な大画面映像で、スポーツやライブ視聴の臨場感を高めるでしょう。2画面スマートフォンは、マルチアングル視聴や、一方の画面でスポーツを見ながら、もう一方の画面で選手の情報やルールなどを閲覧できるといった楽しみ方をもたらします。

折りたたみ型スマートフォンの新機軸として、アメリカのMotorolaによるRazrや、SamsungのGalaxy Z Flipのように、通常サイズのスマートフォンを縦に折りたたむといった提案もなされています。持ち運びに適した小型端末でも大容量コンテンツの利用が促進され、通信需要を高めることになるでしょう。

2. エンターテインメントとxR

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