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5S活動の目的と効果:5S活動の基礎知識8

5S活動の基礎知識

更新日:2017年7月11日(初回投稿)
著者:株式会社経営改善支援センター 戸敷 進一

前回は、5S活動と教育訓練の関係を説明しました。5S活動は組織を活性化させるためのツールである以上、活動の目的が必要です。最終回である今回は、活動を継続するために必要な目的と考え方について説明しましょう。

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1. 価値観共有のための活動

昨今の企業組織の中で最も分かりにくい言葉は「きちんと」と「ちゃんと」という言葉です。朝礼や会議の席上で、経営者や幹部がこの言葉を使っても、伝えたいことは社員に伝わりません。なぜなら昔と違い、組織の中にさまざまな価値観が混在しているからです。高い給料よりも休みが欲しいという若い世代の考え方は、年配には理解しづらいものであり、逆に年配の考え方も若い世代には理解しづらいのです。組織の中の人間関係のあり方は、一様ではありません。

昔と異なる組織の体質を改めるには、「きちんとしろ」「ちゃんとしろ」「利益を出せ」といったあやふやな言葉を定義付けし、全社に周知させる必要があります。5S活動は、不要なものの統一(整理)や物を置く場所の明示(整頓)、点検保守の考え方(清掃)、行動の基準(清潔・しつけ)を皆で決めます。つまり、組織のさまざまなシーンにおける「きちんと」と「ちゃんと」の再定義を行い、それを守るためのルールを作り、価値観の統一を図るのです。図1はきちんとした朝礼とは何かを再定義し、実践している企業の写真です。組織の全員が「きちんと」と「ちゃんと」を理解することで、コミュニケーションや生産性が向上します。

図1:愛媛県にあるサービス系企業の朝礼

図1:愛媛県にあるサービス系企業の朝礼

「そのくらい言わなくても分かるだろう」という従来の考え方のままでは、人の価値観が多様化した現代で勝ち残る組織になれません。現在の社会・組織・人材に合った組織にするために、組織の共通言語を作る必要があります。5S活動は、皆でプロセスを共有しながら共通言語を作る活動なのです(図2)。

図2:5S活動で、あやふやな言葉を共通言語にする

図2:5S活動で、あやふやな言葉を共通言語にする

2. 人材育成と5S活動

多くの経営者や幹部の人から「指示待ち社員が多くて困る」という話を聞きます。理由は簡単で、企業組織は「命令」と「指示」で業務を処理しているからです。部下は上司の命令・指示を仰いで仕事をし、命令や指示に逆らうと処分されることがあります。このような環境では、自主的な考えを持った人材は現れません(図3)。

図3:あやふやな指示・命令で部下は指示待ち状態に

図3:あやふやな指示・命令で部下は指示待ち状態に

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4. 最後に

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5S活動のさらに詳しい内容(実践例など)は、ぜひこちらの書籍もご覧ください。
【もくじ】
・少し長い「はじめに」
・第1章 5S活動 必要編
・第2章 5S活動 実践編
・第3章 5S活動 育成編
・経営者と経営幹部のための9つのコラム

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