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PLCで扱われるデバイスと命令:シーケンス制御の基礎知識5

シーケンス制御の基礎知識

更新日:2019年11月7日(初回投稿)
著者:武永制御 代表 武永 行正

前回は、信号の入出力を紹介しました。今回は、PLCで扱うデバイスと命令について解説します。デバイスは、幅広い意味を持ちます。ただし本稿では、PLCのラダー図で使われる専用の内部リレーや、タイマーコイルなど、PLC内部で用いられるデバイスに限定して使用します。信号の入出力はPLC外部のイメージであるのに対し、デバイスや命令はPLC内部のイメージです。

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1. ビットデバイス

デバイスは、ビットデバイスとワードデバイスに大別されます。ビットデバイスは、内部リレーや入力接点、出力コイルなど、ON、またはOFFしかできないデバイスです。実際のラダー図で確認してみましょう(図1)。

図1:ビットデバイスが用いられたラダー図

図1:ビットデバイスが用いられたラダー図

このラダー図で使われているデバイスは、全てビットデバイスです。X0の接点は、ONかOFFしかできません。同じように、内部リレーM0も、ONかOFFしかできず、M0が半分だけONにしているというような、中間の状態はありません。このように、ONかOFFの2パターンしかないデバイスが、ビットデバイスです。ビットデバイスでは、OFFの状態を数値の0、ONの状態を1で表します。

入出力にはデジタルとアナログがあります。デジタルは、ONかOFFしかない入出力です。例えば、スイッチはデジタル入力です。また、デジタル入力はビットで表すことができます。

先ほど、ONとOFFの中間はないと述べました。しかし、アナログ入力には中間があります。車のアクセルペダルをイメージしてください。アクセルを踏めばONです。しかし、アクセルを踏み込む量によって加速が異なります。つまり、車のアクセルと速度の関係は、単純なON、またはOFFではなく、踏み込み量が問題となります。これがアナログ入力です。PLCにも、アナログ値を取り込む機器を接続することで、アナログ信号を取り込むことが可能です。PLCからアナログ値を出力する機器もあります。

2. ワードデバイス

ONかOFFしかないビットデバイスに対して、ワードデバイスは数値を扱うことができます。例えば、PLCにはデータレジスタというデバイスがあり(PLCメーカーによって名称が異なることがあります)、数値を転送して使うことができます。以下は、データレジスタD0に、数値10を転送するためのプログラムです(図2)。

図2:データレジスタへの転送命令

図2:データレジスタへの転送命令

このデータレジスタD0が、ワードデバイスです。複数のデータレジスタを使用でき、D1、D2のように番号で識別します。機種によって多少の違いはあるものの、約10,000点のデータレジスタを使うことができます。データレジスタに任意の数値を転送し、保存するだけでなく、別のデータレジスタに転送することもできます。このように、ONかOFFだけでなく、数値を扱う機能を持ったデバイスがワードデバイスです。

続きは、保管用PDFに掲載中。ぜひ、下記よりダウンロードして、ご覧ください。

3. 簡単な命令

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