メニュー

TPM活動の概要と推進のポイント3:TPM(全員参加の生産保全)の基礎知識4

TPMの基礎知識
更新日:2015年12月1日(初回投稿)
著者:公益社団法人日本プラントメンテナンス協会 主幹研究員 松田 善介

前回は、TPM展開の8本柱のうち、品質保全と製品設備開発管理の2つを解説しました。今回は、教育訓練、管理・間接、安全・衛生・環境の3つを説明します。

図1:TPM展開の8本柱と成果

図1:TPM展開の8本柱と成果

1. 品質保全

会社の事業目標の達成や生産性向上のためには、人材を育成し、その人の持てる力を最大限に発揮させることが必要です。TPMの教育訓練では、各人のモチベーションを高めながら、OJT(On the Job Training:職場での実務を通したトレーニング)や自己啓発を行います。

OJTでのスキル向上は、図2のような表を使って各人のレベルを把握して、必要な教育訓練を実施します。これまでは、一番レベルの高い活動は「人に教えることができる」でしたが、最近はその上に「新しいやり方を創ることができる」を置く場合もあります。

また、先進的な会社では、最初はレベル1から訓練を積み、レベル4で「関連部門と主体的に協業することができる」、レベル5で「次世代指導者を育成することができる」というようにレベルが上がる場合もあります。

図2:スキルレベルの管理表

図2:スキルレベルの管理表

人材育成の指導の第1歩は、一人ひとりの得意不得意や性格を理解し、どのような仕事を担当するのか、その仕事のビジョンは何かを共有することです。そして、どのようなスキルが必要になるかを明確にします。決して押し付けにならないように、辛抱強くコミュニケーションを取りましょう。

最近、製造業では、IoT(Internet of Things:モノのインターネット化)やインダストリー4.0が、話題になっています。ロボットが単純労働を担うようになり、人工知能の発達により解析能力が上がることは必至です。

これからの人材育成においては、従来の技術・技能の伝承だけでなく、より付加価値の高い創造的な仕事ができる人材の輩出も、目指さなくてはなりません。そのためには、時代を先取りした新しい教育メニューに取り組むことも必要です。

保全に関する製品をチェック!

2. 管理・間接

3. 安全・衛生・環境

保管用PDFに掲載しています。ぜひ、下記よりダウンロードして、ご覧ください。

ピックアップ記事

tags