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乗用車向けテレマティクスサービス市場2015

ポイント

  • 乗用車向けテレマティクスサービスのうち、新ビジネス系には他業界からの参入も
  • 2019年の日本、米国、西欧主要5カ国、中国における乗用車向けテレマティクス端末は5,080万9,000台、新車の約8割の搭載を予測

調査会社の矢野経済研究所は、2015年7月6日に乗用車向けテレマティクスサービス市場の調査結果を発表しました。

乗用車向けテレマティクスサービスの概況

乗用車向けテレマティクスはエンターテインメント・利便系テレマティクスサービス、走行系テレマティクスサービス、自動車新ビジネス系テレマティクスサービスの3分野に大別されます。エンターテインメント・利便系テレマティクスサービスにおいては、今後スマートフォン大手OSベンダー2社をはじめとする、IT・スマートフォン業界の事業者が中心になるものと考えられます。走行系テレマティクスサービスにおいては、自動車メーカー、及び関連メーカーが主導する見通しですが、電気自動車(EV)などにおいては一部、IT・スマートフォン業界の事業者の参入も想定されます。また自動車新ビジネス系テレマティクスサービスにおいては、上記以外のサービス事業者も参入するものと考えられます。

乗用車向けテレマティクス端末主要4品目別動向

乗用車向けテレマティクスサービスを利用可能とするのは、カーナビ、PND(ポータブルナビゲーションデバイス)、DA(ディスプレイオーディオ)などの車載ディスプレイ上です。今後は、スマートフォンとの連携も想定されますが、安全性確保の観点からDAと連携する可能性が高いと考えられます。

日本、米国、西欧主要5カ国(イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン)、中国(以下、日米欧中)のカーナビの乗用車向け搭載台数は、2019年には2,136万5,000台、2013年から2019年までの年平均成長率(CAGR)は4.2%と予測されています。

低価格なナビゲーションを提供するPNDは、テレマティクスサービスとしては支援できるサービスが限られるので、CAGRはマイナス8.4%と減少の見込みです。

日米欧中のDAの乗用車向け搭載台数は、2019年には1,020万4,000台、2013年から2019年までのCAGRが28.9%と大幅の拡大基調と予測されており、スマートフォンの車載利用が想定されるなか、DAも普及が進むものと思われます。

バックミラーモニターは、2018年完全施行予定の米国KT法(Kids Transportation Safety Act:すべての新型車に1台以上のリアカメラとその映像を見るためのモニター(DA やバックミラーモニター)の搭載を義務付ける)対応のため確実に需要が見込める米国のみの搭載台数の算出です。2019年には620万台、2013年から2019年までのCAGRは35.5%と拡大基調と予測されています。

日米欧中における乗用車向けテレマティクスサービス用端末(カーナビ、PND、DA、バックミラーモニター)の搭載台数の合計値は2019年で5,080万9,000台、乗用車新車販売台数の約8割に搭載されると予測されています。

図1. 日本、米国、西欧主要 5 カ国、中国における乗用車向けテレマティクス端末(カーナビ/PND/DA/バックミラーモニター)搭載台数推移

出典:矢野経済研究所 ニュースリリース

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