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監視カメラ世界市場2015

ポイント

  • 2014年の監視カメラ世界市場規模は2,545 万台の見込、2018 年には4,320 万台を予測
  • 新興国における需要拡大
  • 先進国では需要が高度化し、高画素化による高度なシステムへ

調査会社の矢野経済研究所は、2015年8月7日に監視カメラ世界市場の調査結果を発表しました。

市場概況

2014 年の監視カメラ世界市場規模は、メーカー出荷台数ベースで、前年比110.9%の2,545 万台で、このうちアナログカメラは1,867 万台、IP カメラ(ネットワークカメラ)は678 万台の見込でした。2018 年には、監視カメラの世界市場規模は4,320 万台、このうち、アナログカメラは1,720 万台、IP カメラは2,600 万台とIP カメラがアナログカメラの出荷台数を上回ると予測されています。

地域別では、アジア地域では、社会インフラ整備に係わる公共施設などにおける需要が堅調に推移する見通しです。タイなどの東南アジア地域では、主に商業施設や店舗における監視カメラ導入、中国では、公安需要が大きいと見られ、中東地域では各国の建設需要やテロ対策・監視システム需要が拡大すると考えられています。

中南米のブラジルやメキシコでは、建設需要ほか、鉄道や道路などでの監視カメラ需要の拡大も見込まれています。北米や西欧では、店舗や商業施設での需要が中心であり、今後は監視目的から、高画素化による画像分析など、より高度なシステムへの移行が考えられます。

日本国内では、近年、食の安全に関わる「フードディフェンス」需要が拡大しており、工場の製造ラインやフロア管理用のカメラ導入が進み、工場需要が拡大している。また、コンビニエンスストアを含む小規模複数店舗は、今後も大きな需要分野であると考えられます。さらに、公共空間や公共交通機関における更新需要において、高度なシステムへの移行が進むことが期待されています。

注目すべき動向

高品位カメラが需要を牽引

2018 年にはIP カメラ2,600 万台、アナログカメラで1,720 万台とIP カメラがアナログカメラの出荷台数を上回ると予測されています。

この背景には、IP カメラにおける全方位カメラ投入を契機とする新市場開拓が挙げられます。また監視カメラでは高画素化が進展してきており、IP カメラではメガピクセル(百万画素)といったより高画素なカメラへの需要が拡大し、アナログカメラにおいては高画素のHD-SDI カメラが拡大するとみられます。

カメラ単体からシステムへ、監視から異常予知へ

監視カメラは、単体製品ではなく、監視カメラを用いた画像解析ソリューションとしてシステム化が進み、ソリューションビジネスとして提案される時代になりました。「監視」の概念は進化してきており、今後は画像解析によって、異常事態や犯罪対策における予知に活用できる可能性があります。またマーケティングにおける高度な利用も期待されています。

世界市場では、アジアメーカーによる低価格品が拡大する一方で、ユーザー企業からの高度化需要のなかで、単なる価格競争力だけでは立ち行かなくなっています。こうしたなか、日本や欧米企業の高付加価値製品やソリューションシステムといったサービスの提供が功を奏しています。

監視カメラの世界市場
注1. メーカー出荷台数ベース
注2. (見込)は見込値、(予測)は予測値

出典:矢野経済研究所 ニュースリリース

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