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人工知能(AI)活用の中長期予測2015

ポイント

  • 短期的には、創薬、バイオ、金融分野で積極的に活用
  • 長期的には、自動車産業などさまざまな産業構造に変化をもたらす

調査会社の矢野経済研究所は、2015年11月16日に人工知能(AI:Artificial Inteligence)活用の中長期予測を発表しました。 この調査では、機械学習やディープラーニング、自然言語処理、画像認識などのAI技術や、それらの技術を活用したソリューションが調査対象とされています。

中長期予測における判断基準

AIの活用される分野や時期に関して、中長期予測が発表されました。判断基準は、1.AI適用によるインパクトの大きさと内容、2.当該業界の投資意欲、投資力、3.技術的な適性、4.実現のスピードです。

短・中期予測

現在すでに利用が進んでいる金融分野のトレーディングや不正検知、医薬分野での新薬開発、バイオ分野で利用が活発化します。

画像認識は、注目技術であるディープラーニングによって、高い精度を得ています。医療画像診断に適用され、診断を行う際に高い効果を発揮すると期待されます。

現在、世界的にAIの技術開発が積極的に推進されているため、技術面では、急速にレベルアップし、中長期的な本格普及の基盤が作られると考えられています。

長期予測

AIは、自動車産業やその関連産業である貨物輸送や旅客輸送など、多分野でインパクトを与え、産業構造に変化をもたらすと考えられています。

自動運転走行は、車両の周囲の状況を把握し、安全で快適な運転を支援する技術であり、さまざまなAIの活用が見込まれます。日本政府は、2020年の東京五輪・パラリンピックまでに、自動運転走行の実用化を実現させる方針です。ただし、法整備やインフラ整備といった社会的課題があり、本格的に市場が立ち上がるのは、2025年以降と考えられています。

また製造業においては、ドイツのインダストリー4.0構想に含まれるスマートファクトリーの実現に向けて、AI の活用が見込まれます。産業ロボットの活用による製造、発注や在庫管理の自動化、マスカスタマイゼーション(個別品の大量生産)が実現し、長期的には産業構造の変化につながると考えられています。

他方で、AIの活用が積極的に進まない分野もあります。例えば流通業では、AIによる精度向上の費用対効果が評価されづらく、業界全体では大きなテーマにはならないと予測されています。

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出典:矢野経済研究所 ニュースリリース

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