メニュー

臨床検査薬・機器事業2015

ポイント

  • 2014年度事業規模は前年度比7.6%増の9,455億円
  • 国内向けは、前年度比0.6%増の5,242億円の低成長
  • 海外向けの事業は前年度比17.8%増と、拡大基調の見込み

調査会社の矢野経済研究所は、2015年12月24日に臨床検査薬・機器事業に関する調査結果を発表しました。

市場概況

2014年度の国内主要40社における臨床検査薬・機器事業規模は前年度比7.6%増の9,455億円と推計されます。そのうち、国内向けは5,242億円で、海外向けは4,213億円と見込まれます。また、事業別に見たとき、検査薬事業が5,680億円で、検査機器事業は3,775億円と見込まれます。

国内向けでは、高齢者人口の増加や、国の重点政策が予防医療に移ったこと、感染症の流行が続いたことによって、約3%の伸び率でした。しかし、2014年度は、診療報酬改定による価格の下落によって、市場規模は、前年度比0.6%増の5,242億円にとどまりました。また、臨床現場即時検査領域(診療と同時進行して、検査結果を出すシステムや機器のこと)は、順調に伸びました。 

海外向けでは、OEM(現地企業による受託生産)が好調だったため、市場規模は前年度比17.8%増と急成長をしました。

2015年度の市場規模は、国内向けが前年度比2.1%増の5,350億円、海外向けが同8.0%増の4,550億円、合わせて同4.7%増の9,900億円が見込まれます。

注1.臨床検査薬・機器事業を展開する国内主要40社の事業者売上高ベース 
注2.予測は予測値

注目すべき動向

POCT領域が順調

POCT(臨床現場即時検査)領域では、堅調に成長しています。最近は、呼吸器感染症分野のウイルス・細菌微生物の遺伝子検査が注目されています。特に複数のウイルスや細菌遺伝子を簡便に検査するマルチプレックス型機器の認可動向や需要性に注目が集まっています。

一般消費者向け分野の発展の見込み

一般消費者向け分野では、ヒト遺伝子検査ビジネスは多くの異業種企業が参入し、薬局での自己採血検査の拡大や医療用検査薬が薬局で買えるようにすることを厚生労働省は検討しています。また、一般消費者向け分野の発展は、国民の予防医療意識の向上や臨床検査の裾野拡大につながります。

日本企業のグローバル化の強化

2014年度は、前年度比17.8%増と日本企業のグローバル展開が強化されています。しかし、今後は新興国の現地企業の成長によって、ローエンド機器分野では、激しい販売競争が予想される。よって、日本企業はハイエンド機器分野の拡大や、検査項目の差別化を行うことが重要です。

出典:矢野経済研究所 ニュースリリース

  • セミナー4月
  • 販促_無料出展

ピックアップ記事

tags

  • 特集バナー0318_01
  • 特集バナー0318_02
  • 特集バナー0311_01
  • 特集バナー0311_02
  • 特集バナー0311_03
  • 基礎知識一覧