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健康食品市場2016:市場レポート

調査会社の矢野経済研究所は、2016年6月3日に健康食品市場の調査結果を発表しました。 

ポイント

  • 2015年度の健康食品市場規模は、前年度比103.5%の7,460億円の見込み
  • 機能性表示食品の展開、インバウンド需要により薬系チャネルが好調に推移
  • 30代以上の消費者層の4割強が、機能性表示食品の購入意向あり

健康食品とは

本調査における健康食品とは、機能性を訴求した食品で、かつその形状が、錠剤・カプセル・粉末・ミニドリンクタイプなどの商品を対象としています。

市場概況

健康食品の市場規模はメーカー出荷金額ベースで、2014年度7,208億円(前年度比100.2%)、2015年度は7,460億円(同103.5%)を見込み、2016年度は7,804億円(同104.6%)と予測されます。

2014年度は消費税増税の影響や、2015年4月に開始された機能性表示食品制度を前に、健康食品販売会社が積極的な新商品の投入やリニューアルを控えたことなどが影響し、健康食品市場は小幅な成長にとどまりました。

2015年度は中国を中心としたインバウンド需要(訪日外国人客の購買)による好影響があったほか、2016年度は、機能性表示食品として消費者庁によって届出が受理された商品のラインナップが拡大しているため、 機能性表示食品を中心に、健康食品市場全体は拡大すると予測されます。

販売チャネル別の動向

通信販売チャネルは、成長率が鈍化しながらも引き続き市場は拡大しており、今後も緩やかな成長が見込まれます。

店舗販売チャネルでは、ドラッグストアを中心とした薬系チャネルが好調で、特に2015年度はインバウンド需要、2016年度は機能性表示食品の本格的な展開により、市場が大きく拡大するものと予測されます。2016年度に入り、急速に拡大したインバウンド需要は落ち着きを見せている一方で、機能性表示食品として受理されたサプリメントシリーズなどが拡大し、ドラッグストアを中心に商品ラインナップが拡大しています。それに加え、有力ブランドにおいて積極的な広告展開がなされていることから順調に売上が推移しており、機能性表示食品を中心に薬系チャネルは2016年度も大幅な市場拡大が期待できるものと考えられます。

キャプチャ

注1:メーカー出荷数量ベース
注2:(見込)は見込値、(予測)は予測値
注3:本調査における健康食品とは、機能性を訴求した食品であり、かつその形状が錠剤、カプセル、粉末、ミニドリンクタイプなどの商品を対象とする。
注4:薬系チャネルとは主にドラッグストア、薬局・薬店に、食品系チャネルとは食料品を扱うコンビニエンスストアや量販店・スーパーマーケットに、健康食品系チャネルとは健康食品専門店に商品を卸すチャネルである。また、その他には配置薬チャネル、エステやフィットネスジム、病院などのサービス関連チャネルなどでの販売が含まれる。

機能性表示食品に対する消費者の関心

本調査に関連し、2016年1月に30代以上の男女1,207名を対象に消費者アンケート調査が実施されました。

機能性表示食品の購入意向について(単数回答)、機能性表示食品を「積極的に購入したい」は5.9%、「関心のある機能性表示の食品であれば購入したい」は36.7%であり、購入意向を示した層は合計で42.6%に達し、購入意向の無い層(「あまり購入したいとは思わない(19.6%)」、「全く購入したいとは思わない(19.1%)」の合計)の割合38.7%を上回りました

また機能性表示食品で関心がある機能については(複数回答)、全体では「中性脂肪対策(6.4%)」、「内臓脂肪対策(24.5%)」、「コレステロール対策(23.4%)」、「整腸(21.5%)」、「アイケア(20.1%)」であり、いずれも2割を超ました。

図2健康食品

注5:調査時期:2016年1月、調査(集計)対象:国内在住の30代以上の男女1,207名(男性605名、女性602名)、調査方法:インターネットアンケート、単数回答

 

図3

注6:調査時期:2016年1月、調査(集計)対象:国内在住の30代以上の男女1,207名(男性605名、女性602名)、調査方法:インターネットアンケート、複数回答

出典:矢野経済研究所プレスリリース

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