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国内ストレッチャブルデバイス市場2016:市場レポート

調査会社の矢野経済研究所は、2016年8月29日に、国内ストレッチャブルデバイスに関する調査結果を発表しました。

ポイント

  • 伸縮性を付与したウェアラブルデバイスである、ストレッチャブルデバイスの開発が活発化
  • 2025年の国内ストレッチャブルデバイス市場規模は、595億9,400万円を予測

ストレッチャブルデバイスとは?

ストレッチャブルデバイスとは、ウェア型やリストバンド型など、さまざまなタイプがあるウェアラブルデバイスのうち、特に伸縮性を付与されたものを指します。既存のウェアラブルデバイスとの違いは、デバイスの基材に繊維や樹脂、ゴム・エラストマーなどを用いて、伸縮性を実現している点です。また繊維基材のデバイスは、スマートテキスタイルも呼ばれます。

市場背景

さまざまな物がインターネットにつながるIoT(Internet of Things)が注目を浴びる中、新たなトレンドの一つとして、ウェアラブルデバイスが製品化されています。それに伴いここ数年は、ストレッチャブルデバイスの開発も活発化する傾向にあります。

従来のウェアラブルデバイスと比べ、衣服を着るなどの日常的な行為で、24時間・長期間にわたり、正確な生体情報を得ることができます。また、激しい運動時や就寝時などでも、装着者の快適性を損なうことなく、生体情報を正確に取得できるメリットもあります。2014年には、着用するだけで心拍数を計測できる、コンプレッション系スポーツウェアが発売されています。

市場予測

ストレッチャブルデバイスは、実用化が始まったスポーツ分野の他、建設・運輸分野で先行して需要が増えていくと考えられます。さらには医療や介護、ヘルスケア、エンターテインメントの分野でも需要が拡大し、国内のストレッチャブルデバイス市場規模(メーカー出荷額ベース)は、2020年に211億円、2025年には595億9,400万円になると予測されています。

国内ストレッチャブルデバイス市場規模予測

注1:メーカー出荷額ベース
注2:2016年は見込み値、2017年以降は予測値

2025年予測市場を、需要分野別に図3に示します。一番多くを占めるのは建設・運輸分野で、180億3,600万円(構成比30.3%)の見込みです。これは人手不足が懸念される建設業界や運輸業で、作業員やドライバーの安全管理を目的に、ストレッチャブルデバイスの導入が進むためです。

次に大きいのは介護分野と医療分野です。それぞれ138億1,800万円(構成比23.2%)、129億6,000万円(構成比21.7%)と予測されています。これはストレッチャブルデバイスを用いることで、心拍数や体調を遠隔管理することを可能にする健康管理サービスの需要が高まると見られているためです。

続いて、78億円(構成比13.1%)規模のエンターテイメント分野、53億4,000万円(構成比9.0%)規模のヘルスケア分野、16億4,000万円(構成比2.8%)規模のスポーツ分野となっています。特にエンターテインメント分野は、VR(Virtual Reality)端末の専用コントローラーにストレッチャブルデバイス機能の付与が必要となり、その需要増に伴って需要拡大が見込まれています。

2025年の国内ストレッチャブルデバイス市場の需要分野別構成比予測

注3:メーカー出荷金額ベース
注4:四捨五入のため、図内比率合計が一部異なる

出典:矢野経済研究所 

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