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制御部品の種類:電気設備の基礎知識3

電気設備の基礎知識

更新日:2019年1月23日(初回投稿)
著者:有限会社テクノツー 代表取締役 磯野 信雄

前回は、シーケンス制御や電気図記号を解説しました。電気設備の配線は複雑に入り組んでおり、制御によって容易に電路を開閉したり、遮断したりできます。今回は、押しボタンスイッチやリレーなどの制御部品の種類を取り上げます。7つの制御部品をしっかり学んでいきましょう。

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1. 押しボタンスイッチ

押しボタンスイッチとは、手で押したり引いたりする動作によって、接点の開閉を行うように作られた操作スイッチです。BS(Button Switch)と略されます。動作状態から自動復帰型(モーメンタリ動作)と保持型(オルタネイト動作)に分類されます。

・自動復帰型(モーメンタリ動作)

操作しているときだけ接点が開閉し、ボタンを放すと接点は元に戻ります(図1)。

図1:押しボタンスイッチ自動復帰型(モーメンタリ動作)

図1:押しボタンスイッチ自動復帰型(モーメンタリ動作)

・保持型(オルタネイト動作)

1回押すとボタンと接点は保持され、2回目に押すとロックが解除されます(図2)。

図2:自動ボタンスイッチ保持型(オルタネイト動作)

図2:自動ボタンスイッチ保持型(オルタネイト動作)

2. リレー

リレーは、外部から電気信号を受け取って、電気回路のONとOFFや切り替えを行う部品です。R(Relay)と略されます。電磁継電器とも呼ばれ、リレーシーケンスの回路を構成する主要機器です。リレーは、指でスイッチを押す代わりに、電気を利用して、電磁石の力でスイッチを押します。ヒンジ型リレーの原理を見てみましょう(図3)。鉄心にコイルを巻き、コイルに電流を流すと、鉄心が電磁石になり鉄片を吸引します。コイルの電流を止めると、電磁石の吸引力がなくなります。

図3:ヒンジ型リレーの原理

図3:ヒンジ型リレーの原理

図4に、ヒンジ型リレーの構造を示します。コイルに電流が流れると可動鉄片を引き付け、接点部が左の接点端子に接触します。このとき、復帰ばねは伸びます。コイルの電流を止めると、電磁石が引き付ける力はなくなります。可能鉄片は、ばねの弾性力で元の位置に戻り、接点部は右の接点端子に接触します。リレーの端子はc接点で構成されています。

図4:ヒンジ型リレーの構造

図4:ヒンジ型リレーの構造

小型リレーは、どの製品も似通っています。一般的にリレーの下から端子が出ていて、端子台を取り付けて使用します。リレーの上に端子の番号が書いてあり、端子台側にも端子の番号が書いてあります。リレーや端子台の互換性があっても、一部の配置が違う場合もあります。端子台配置の確認を怠らないようにしましょう。接点構成は2極、3極、4極の4種類があります。1つのスイッチで1つの回路を切り替えたい場合は、1極、1つのスイッチで同時に複数の回線を切り替えたい場合は2極、3極、4極のスイッチを使います。

3. タイマ

タイマとは、入力後に一定時間が経過することで作動する接点(限時継電器タイマ)を持った装置のことです。TLR(Time-Lag Relay)と略されます。回路の動作を一定時間遅らせたり、繰り返し動作をさせるときに動作間の時間差を作るために用いられます。

続きは、保管用PDFに掲載中。ぜひ、下記よりダウンロードして、ご覧ください。

4. 配線用遮断器

保管用PDFに掲載中。ぜひ、下記よりダウンロードして、ご覧ください。

5. 電磁接触器、サーマルリレー、電磁開閉器

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