IoTを構成する5つの市場レイヤー:IoTの基礎知識6
投稿日:
- 2020年10月30日
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カテゴリ:
- 基礎知識
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前回は、IoTクラウドについて説明しました。最終回となる今回は、IoT市場を構成する5つのレイヤーと7つのテクノロジーを紹介します。IoT市場の全体像を技術的な観点から俯瞰(ふかん)することで、IoTビジネスの理解を深めます。
1. 5つのレイヤー
IoTビジネスを検討する際に参考にしてほしいのが、IDC Japanが定義している「IoT市場を構成する5つのレイヤー」です(図1)。
図1:IoT市場を構成する5つのレイヤー(引用:神谷雅史、最新図解で早わかり IoTビジネスがまるごとわかる本、ソーテック社、2019年)
前回でも解説したとおり、IoTという言葉がカバーする範囲は広大です。システム/デバイス、コネクティビティ、プラットフォーム、アナリティクス、アプリケーションの5つの市場に分類することができます。
2. 7つのテクノロジー
これらの市場に考えられる技術を紹介します。ここでは、代表的な技術分野として、7つのテクノロジーに焦点を当てます(図2)。
図2:IoT市場を構成する7つのテクノロジー(引用:神谷雅史、最新図解で早わかり IoTビジネスがまるごとわかる本、ソーテック社、2019年)
以上の7つのテクノロジーがそれぞれ、どの市場レイヤーに属するのかを考えた場合、図3のように配置すればスッキリするのではないでしょうか。
図3:5つの市場レイヤーと7つのテクノロジー、Torrentio「IoT市場を構成する5つのレイヤー」をもとに作図(引用:神谷雅史、最新図解で早わかり IoTビジネスがまるごとわかる本、ソーテック社、2019年)
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