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累計340万台も売れた!「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」の秘密

ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ

ネスレといえば、皆さんが思い浮かべるのは、コーヒーでしょう。最近では、その枠を超えてコーヒーマシン「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」を発売。消費者がモノを買い控える中、累計340万台も売れました。

今回は、その秘密とバリスタの新製品「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ ⅰ[アイ]」が発売されるとのことで、ネスレ日本 飲料事業本部 レギュラーソリュブルコーヒービジネス部 部長 島川 基氏(以下、島川氏)にインタビューを行いました。Bluetooth機能を搭載し、「ネスカフェ アプリ」でスマートフォンとの連動が可能なコーヒーマシンとは一体どのような製品なのでしょうか? きっとモノづくりへのヒントがあるはずです!

ネスレ日本 飲料事業本部 レギュラーソリュブルコーヒービジネス部 部長 島川 基氏

ネスレ日本 飲料事業本部 レギュラーソリュブルコーヒービジネス部 部長 島川 基氏

――ネスレといえば、インスタントコーヒーのイメージがあります。

 島川氏:ネスレがインスタントコーヒーを発売したのは1960年です。当時はぜいたく品・しこう品として日本にコーヒーが入ってきたばかりでした。喫茶店など、家庭外で飲むものとされていたコーヒーの常識を変えたのが、当時、弊社が発売したインスタントコーヒーです。家の中でもコーヒーが飲めるという文化を普及させました。

――ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ ⅰ(アイ)」は、インスタントコーヒーを使ったコーヒーマシンですね?

島川氏:そうですね。2009年の「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」の発売まではインスタントコーヒー(現在は全て「レギュラーソリュブルコーヒー」)をマシンで1杯ずつ飲むというソリューションはありませんでした。ボタンを押すと5種類(エスプレッソ、ブラック、マグサイズのブラック、カプチーノ、カフェラテ)の中から好みのコーヒーが楽しめます。

また、コーヒーを上から落として中で気圧をかけているので、クレマ(泡)が立ちます。クレマが香りを閉じ込め、口当たりを良くし、香りを引き立たせます。コーヒーは酸化が大敵なので、できるだけ空気に触れずに詰め替えられるように、カートリッジは袋ではなく筒形のパックにするなど工夫を凝らしています。

スマホとつながるバリスタi(アイ)新登場。

ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ i の展示

――コーヒーマシンをIoT化したのは、なぜですか?

 島川氏:普段の生活の中からどうやって人々の生活を豊かにするかという発想からはじまりました。コーヒーを飲む時間はものを考えたり、ゆっくりしたり、くつろぐ時間です。もともと存在する時間をもっと有効に活用していただきたいと考えたときに出てきたアイデアでした。

――具体的には、どのような機能が搭載されていますか?

 島川氏:スマートフォンから遠隔操作でマシンを起動させることができます。例えば、職場の自席から操作して、席から立って到着するころにはコーヒーが入っており、待たずに飲むことも可能です。他にもコーヒーの濃さや泡立ちを自由にアレンジして、自分好みの飲み方をオリジナルレシピとして登録することもできます。また、朝起きたらすぐに飲める目覚まし機能、トラブルシューティング機能も搭載されています。

――つながる機能について教えてください。

島川氏:どんな気分でコーヒーを飲んでいるか投稿できるエモーション機能や、全国で同じ時間にコーヒーを飲んでいる人たちにグリーティングするチアーズ機能があります。また、マシンに友人や親など身近な人を登録しておくことで、見守り機能としても使えます。友人がいつどんな気分でコーヒーを飲んでいるか、父親が毎日コーヒーを飲んでいるか、わざわざ安否確認をしなくても、互いにコーヒーを飲んでいるだけで緩やかにつながることができます。

Barista i (バリスタ アイ)10月1日新発売

ネスレ日本2016年下半期 事業戦略発表会の様子

――スマホと連動させることにより取得したデータは、今後どのように活用するのですか?

 島川氏:日ごろより、消費者へのインタビューや、コーヒーマシンをオフィスの仲間に紹介するアンバサダーからの意見を集約しています。そこから、アイデアや仮説を立ててサービスを作っています。そもそもデータありきではなく、何ができるか、何を提供するかからIoT化がはじまったので、データ活用方法は検討中です。コーヒーマシンから得られるビッグデータはリアリティがあるので、今後の提案やサービス、消費の予測などに生かしていきたいと考えています。

――バリスタの今後に、期待が膨らみます。本日のインタビューでは、バリスタが身近な場所でおいしいコーヒーを提供していること、さらに人々の生活をどう豊かにするか考えられていることが印象に残りました。これからのモノづくりに必要な考え方を学べた気がします。本日はありがとうございました。

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