株式会社マキセンサービス

マキセンサービスでは、これまでトランス電源メーカーとして蓄積してきた数多くのノウハウを最大限に生かして、コンデンサレスLED照明システムを開発しました。
特許登録済み（特許第６５１３１６２号）
LED照明機器には一般的に大容量のコンデンサが用いられておりますが、コンデンサは有寿命部品であるため、LED照明機器の寿命を制限する要因となっています。そこで当社はトランス（変圧器）技術と三相交流制御技術を盛り込んだ、コンデンサレスの三相LED照明システムを開発しました。
この三相LED照明システムにより、コンデンサ（電解コンデンサ・セラミックコンデンサ・フィルムコンデンサ等）を一切使用しないことが可能となり、LED照明の長寿命化と高温対応化を実現しました。

三相LED照明システムは、三相交流電力を三相全波整流DC電源で全波整流した脈流電圧を利用して、LEDランプを点灯します。
三相交流は単相交流と比べて電圧変動幅が少ないことから、全波整流しただけの直流電力（脈流）でLEDランプを点灯してもチラつきが発生しません（光出力のピーク値の5％以下の部分がない）。
設置方法
三相全波整流DC電源から出力する直流電力（脈流）を既存水銀灯の電灯回路を利用してLEDランプへ供給することで、簡単に設置することができます。
☆三相LED照明システムの特徴
■熱的要因で劣化するコンデンサ等の有寿命部品を使用しないため、高温環境でも使用できます。
■三相交流を全波整流したDC電源は高調波の発生がありません。
■直流電力と同じく、脈流であっても出力電圧の変動幅が小さいため、チラつきが発生しません。
■ノイズの発生源になる電子回路や電子部品を使用しないため、ノイズの発生がありません。
■三相交流電力は輸送効率や利用効率が高いため、電圧降下を少なくできます。
■システム全体がサージやノイズに強いアナログ回路で構成されています。