株式会社エスエムテー 層間剥離強度試験装置
- 最終更新日:2004-06-09 17:48:43.0
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層間剥離強度試験装置
●一部分に粘着テープを貼るだけで層間剥離ができ、剥離強度が測定できます。
●粘着テープの裏打ち作業により、従来困難であった多層分割が行えます
。
●一般の紙だけではなく、ラミネート紙など様々な材料の層間剥離強度の測定が可能です。
●コンピュータにより測定したデータは必要な部分の解析ができ、データの管理が行えます。
基本情報層間剥離強度試験装置
製造技術の進歩に伴い、印刷及び加工工程の高速化が進むにつれ、紙や板紙も高品質高信頼性が要求されている中、様々な強度特性の研究が行われてきました。その中でもZ軸方向の剥離強度特性は最も重要な研究テーマの1つです。
従来の層間剥離強度を測定する装置には、スコットインターナルボンドテスターや引っ張り試験機などにより測定が行われてきました。しかし、それらの装置では、亀裂開始時点や層間破壊部分が一定にならないことなどに問題がありました。この装置は等速で回転している2つのローラー間に予め一部分粘着テープを貼った試料を通過させ紙層を分割させます。その際に発生する剥離抵抗をトルクセンサーにより連続的に測定し分析を行うことにより、従来不可能であった再現性を物理的な解明により容易に測定できるようになりました。
価格情報 | - |
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納期 | ~ 1ヶ月 |
型番・ブランド名 | JTC-9000ST |
用途/実績例 | この装置は駆動モーターからトルクセンサーを中継した回転ロールとコイルばねにより加圧させた加圧ロールにより構成されています。予め一部分に粘着テープを貼った試料をロールに固定し、回転ロールを一定回転速度で回転させ紙層剥離を起こさせます。この時、紙層剥離に必要とされる損失エネルギーは回転トルクの変化により測定することができます。従って、回転ロール軸に発生するトルクを連続的に測定し、その時間的平均値から内部強度を求めます。 |
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