エアー不良の削減と成形サイクルの短縮
ゴムの射出成型時に発生するゴム特有のエアーの巻き込みによる不良品防止策として”金型内真空引き”が行われています。
しかし、自動車部品等複雑化する成形品の要求から金型構造が複雑になるに従い、金型内のシール性を保つため金型設計にも影響。
加えて金型製作費がアップする、また中子があるために型内に真空用パッキンをセットできないなど多くの課題があります。
ゴム用射出成形機で豊かな実績をもつ<マツダ>が開発した本機は、型締装置全体を箱形形状の真空ケースにすることで、これらの諸問題を一挙に解決します。
現在使用中の金型をそのままで取り付け可能なため、お釜タイプ真空ケース式に比べ使いやすく、汎用性にも優れた”堅型ゴム用真空射出成形機”です。
基本情報真空射出成形機 VI-V(S)-SPR SERIES
【特徴】
○箱形形状の型締装置(真空枠)
○エアーによる不良品削減
○高精度、高剛性
○射出時間の短縮
○金型が汚れにくい
○加硫ガス、熱等が排出されず快適な作業環境
○真空プレスとしての使用も可
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