後藤精機は1970年の創業以来、とりわけ精度と形状に高い要件が求められる光学・測定機器分野において切削加工技術を培ってまいりました。
それが精密部品製作における後藤精機の基盤技術となっています。
ものづくりの最前線を支える開発試作の領域において、この高度な切削技術は不可欠です。また、非鉄金属や樹脂を素材とした精密部品加工をはじめ、微細加工や金型技術においても常に最適化をめざす多能工集団として進化を続けています。
技術情報誌「微細加工技術ニュース Vol.11」では、今月のコラム、マイクロメーターでの測定ポイント、金型設計の抜き勾配などを紹介します。
【掲載内容】
○後藤精機 社員が語る今月のコラム
→切削パスを使い分けて製品面を仕上げる
○マイクロメーターを使った測定のポイント
○金型設計における、抜き勾配(抜きテーパー)とは
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基本情報技術情報誌 微細加工技術ニュース Vol.11
【掲載内容】
[社員が語る今月のコラム]
○切削パスを使い分けて製品面を仕上げる
○切削加工の大半は3Dモデルを作成後、モデルをCAMに取り込み、
切削プログラムを組んでマシニングセンタにて削り出します
○品物に適したパス(刃物の軌跡)を作成し、より綺麗で高精度な
品物になるようプログラムを組む必要があります
[マイクロメーターを使った測定のポイント]
○マイクロメーターで部品を測定する前にブロックゲージやピンゲージ
などを使いマイクロメーターの精度確認をします
○なるべく測定寸法に近い物か同一寸法の物を使って確認すれば
マイクロメーターの測定誤差による精度違いも無くなります
[金型設計における、抜き勾配(抜きテーパー)とは]
○射出成型機にて生産しているプラスチック製品には抜き勾配が必ず
付いています
○抜き勾配は良品を量産成形していくために、重要な処理となります
○後藤精機では、今まで様々な製品を金型設計し最適な抜き勾配を
提案出来るノウハウがあります
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