山田化学工業株式会社 機能性色素材料「フォトクロミック材料」
- 最終更新日:2014-06-17 10:50:18.0
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フォトクロミズムとは、光の作用により単一の化学種が分子量を変えることなく分子構造を変化させ、異なる二つの異性体を可逆的に生成する現象です。
二つの異性体は性質が異なる分子であるため、光によって可逆的に吸収スペクトル、屈折率などの分子物性を変化させることにより様々な分野への応用が期待できます。
フォトクロミック材料は、熱安定性の観点から大きく“T-type”と“P-type”の2つに分類することができます。
幅広い品揃えで各種ニーズに応じた材料を提供いたします。
【特徴】
○T-type
→変換の過程が光以外の熱によっても起きる材料
→代表的なものはアゾベンゼン、スピロピランなど
○P-type
→どちらの異性化の過程も光照射によってのみ起き、熱では変化しない材料
→代表的なものはジアリールエテン、フルギドなど
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基本情報機能性色素材料「フォトクロミック材料」
【特徴】
[T-typeフォトクロミック材料]
○可逆反応の過程が熱によってのみ起きる材料
○スピロ系化合物に紫外線または太陽光のような紫外線を含む光を照射すると、
閉環体から開環体と異性化し、準安定なメロシアニン体となって着色する
○メロシアニン体は光の遮断、あるいは熱により安定な元の閉環体に戻り消色する
○この様な性質を利用して、調光材料などへの応用が期待されている
[P-typeフォトクロミック材料]
○可逆反応の過程が光照射亜によってのみ起きる材料
○紫外線照射により開環体が閉環構造をとり、着色体となる六員環構造を形成する
○閉環体に可視光を照射する事で、再び開環し元の構造に戻る
○ジアリールエテン化合物は繰り返した耐久性や熱安定性に優れているという
特徴を活かして様々な分野への応用が期待されている
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用途/実績例 | 【主な応用分野】 ○記録媒体、センサー用途、調光用途、繊維用途 など ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。 |
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