株式会社エム・イー・エル デジタル信号の周波数領域及び時間領域からの応答シミュレーション
- 最終更新日:2015-08-21 16:47:15.0
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S-NAP/Field及びProによるデジタルパターンの応答波形解析
S・NAP-Fieldにより多層基板を解析することで、マイクロ波回路ばかりではなくデジタル回路の結合度なども解析することが可能である。応答波形を得るには、S・NAP-Fieldにより得られたSパラメータをもとにS・NAP-Pro を用いて波形解析を行うと波形レベルでクロストーク、応答波形を観測することができる。S・NAP-Proで波形解析を行う手法としては2種類あり、線形応答波形解析機能もしくはハーモニック・バランス解析機能を用いる方法と、畳み込み積分法を用いて過渡応答を求める手法である。これらの手法はそれぞれに特徴があり目的に応じて使い分けるとよい。このペーパーはこれらの手法の概要及び留意点につきまとめたものである。
【手法】
○回路中に存在する信号源を抽出する
○信号源をフーリエ変換し、
各スペクトルの値を記憶し周波数テーブルを作成する
○2項で作成した周波数テーブルに従い、
AC解析を実行し観測端でのスペクトルを得る
○スペクトルを基に、各観測点での波形を再生する
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基本情報デジタル信号の周波数領域及び時間領域からの応答シミュレーション
【一口講座】
[シグナルインティグリティ関連]
○S-NAP/Pro/Fieldによるプリントパターンの特性解析
○デジタル信号の周波数領域および時間領域からの応答シミュレーション
○伝送線路とデジタル信号の応答波形についての考察
○S-NAP/Fieldによる電源インピーダンスの検討
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