一方の流れに対してバイパス回路を作り制御を解除!スピードコントローラのご紹介
シリンダのスピード制御は、空気の流れる量を調整して行います。
スピードコントローラは、調整を片側ずつ行うため、一方の流れに対して
バイパス回路を作り、制御を解除し、このために、チェック弁を使用します。
スピードコントローラに対して、調整(制御)できる方向の流れを“制御流れ”、
調整(制御)できない方向の流れを“自由流れ”を呼びます。
シリンダは、圧縮空気の供給(IN側)を制御しても、排気(OUT側)を制御しても
スピードの調際が可能。供給の制御を"メータイン制御”、排気の制御を
“メータアウト制御”と呼びます。
一般には、調整がしやすくシリンダ動作の安定するメータアウト制御を使用。
空気圧は速いスピードは得意ですが、遅いスピードは圧縮性があるために
制御しにくくなり、安定性を欠いてしまいます。メールアウト制御の場合でも、
50mm/sec以下では使用が難しく、一般的には、50~1000mm/sec程度で使用します。
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基本情報【空気・配管基本知識】スピードコントローラ
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