株式会社シフトケミカル 金型補修剤『クラックシーラーSN600』
- 最終更新日:2021-01-27 17:25:07.0
- 印刷用ページ
金型の割れや合わせ面に隙間が発生しますと所謂バリが発生し、不良はもちろん、そのままの状態で生産を継続すると材料金属が徐々に推積し更に隙間を広げてしまいます。
バリを除去する工数も増え、材料の無駄が多くなり種々のトラブルの原因にもなります。
「クラックシーラーSN600」は隙間に充填して加熱することにより硬化し、隙間を完全に封止します。
硬化した後は、1,000℃の耐熱性があり、熱軟化を起こさず、熱水に対しても浸潤することは有りません。
又、「クラックシーラーSN600」は鋳鉄や鋼との密着性が良いため、封止性はより確実になります。
本品にはPRTR、毒劇物、有機溶剤等の成分は含有されておりません。
【特性】
・金型の合わせ面のやや大きい隙間部分(1mm以上)の封止により、水浸入防止、バリ発生防止に役立ちます。
・無機系製品ですので耐熱性は1,000℃あり、直接アルミ溶湯と接触する部位に使用できます。
・使いやすい粘度(淡黄色ペースト)で、側面でも垂れが起こらず、しっかり充填できます。
・金型の膨張収縮や溶等湯の強い圧力にも対応でき、ダイカスト用金型での使用も可能です。
基本情報金型補修剤『クラックシーラーSN600』
【梱包】:200g瓶
【使用方法】:別途使用方法資料参照
【使用上の注意点】
・機械油やグリースが付いたまま充填しますと、密着性が悪くなります。
金型をしっかりと脱脂処理をして頂く、または金型表面をバーナー等で焼く等、油分を焼去してから処理して下さい。
・本製品は水分が含まれているため、バーナーで直火を当てて急激に加熱してしまうと、水分が沸騰して気泡が発生してしまい。硬化物が非常に脆くなってしまいます。過熱の際はできるだけ弱火・遠火で周囲部分から5分程度加熱し、水分を飛ばしてから200~400℃に加熱し硬化して下さい。
・補修する箇所が1mm以下の場合や深さがかなりある補修個所等の場合は液体タイプ「クラックシーラーPA300」(中粘度)・「クラックシーラーPA100」(低粘度)等もございますので、ご相談ください。
価格帯 | 1万円 ~ 10万円 |
---|---|
納期 | ~ 1週間 |
用途/実績例 | 【使用用途】 ・金型鋳造でのクラック(1mm以上)の一時補修。 ・金型合わせ面や経年劣化面での隙間充填。 ・金型鋳造試作型での一時湯止め。 ・高温部での接着や止水用途等。 等々 |
カタログ金型補修剤『クラックシーラーSN600』
取扱企業金型補修剤『クラックシーラーSN600』
金型補修剤『クラックシーラーSN600』へのお問い合わせ
お問い合わせ内容をご記入ください。