株式会社サイプレス・スナダヤ サイプレス・スナダヤの国産材CLT

丸太から最終製品まで一貫製造

CLT とは「Cross Laminated Timber」の略称で、日本語では直交集成板と呼ばれ、ひき板(ラミナ)を繊維方向が直交するように、接着剤で貼り合わせた木材製品のことです。1990 年代にオーストリアで開発された新しい木質建材で、現在では欧州や北米の各地の建築物に採用され、急速に普及しつつあります。

CLTは既存の木材製品では実現できなかった大きな厚み、幅、長さを実現します。CLTは木造住宅などの小規模建築物のみならず、これまで木造が難しかった大規模、中高層建築物への木材利用を可能としました。北米、欧州ではCLTを利用した高層建築物が建設されています。

日本でも 注目されており、2013 年 12 月に製造規格となるJAS(日本農林規格)が制定され、2016 年 4 月にCLT関連の建築基準法告示が公布、施行されました。これによってCLTの一般利用が開始され、CLT中高層木造建築も始まっています。当社では2018 年 7 月からJAS適合材のCLT製造を開始しています。

基本情報サイプレス・スナダヤの国産材CLT

東予インダストリアルパークの製品生産高は、桧 KD土台・柱角が月間 2700㎥、桧集成土台が同 3000㎥、米ヒバ集成土台が同 700㎥。このほか杉小断面構造用集成材(集成管柱)、杉KDフェンス材(米国市場向け、ピークで月間 20 コンテナ)、杉KD2×4工法用製材(月間 200 ~ 300㎥)なども製造しています。

CLTは、桧、杉、トド松、杉・桧ハイブリッドに樹種が分かれます。生産能力は年間1万㎥で、国内2番目の製造能力を有しています。また、CLT加工能力は年間 2000㎥で、基本的なCLTプレカット加工(実寸加工、金物スリット加工、ドリフトピン加工など)は工場内で行うことができます。構造設計、建て方に関しては外部委託しています。

価格情報 物件ごとに設計図書を精査しCLTの最適歩留まりを計算して価格をご提示いたします。

当社は丸太からの一貫生産により、コスト面での優位性と設計に応じた柔軟な製造対応力を活かし、CLTの用途と需要の拡大に取り組んでいます。CLTの普及を通して、木造建築の可能性を広げ、国産材の利用促進、木材資源の好循環に貢献したいと考えています。そのためまず、CLTが割高であるという先入観を払拭し、多くの人にCLTを使っていただくことを目指しています。
価格帯 10万円 ~ 50万円
納期 ~ 1ヶ月
※物件ごとに最適歩留まりを計算して製造します
型番・ブランド名 国産材CLT
用途/実績例 CLTパネルは、構造材や木造軸組工法の耐力壁として、また鉄筋コンクリート工法との併用、天井・床の仕上げ材など、多様な活用方法があり、これまで木材があまり使われていなかった中高層建築物や大規模建築物にも使用できる新しい建材です。

マンションや商業施設、学校、公共施設などに使われています。現在、CLTは主に非住宅木造建築、中大規模木造建築などの木造物件向けに供給されていますが、例えば CLTを使用した大型木造倉庫、一般住宅の床面や RC 造高層ビル床面などの需要開拓にも取り組んでいます。

CLTを利用した建築物の利点は、鉄筋コンクリート造で必要なコンクリート養生期間が不要になるため、施工期間が短くできること、同じ強度(※この場合曲げ強度のこと)を実現する上で、CLTはコンクリートや鉄骨よりも軽くできるため、基礎工事の簡素化ができること、コンクリートや鉄骨と比べて、同じ厚さで比較するとCLTの方が断熱性が高いことなどです。国
もその活用の促進を図っています。

当社は、丸太からの一貫生産により、コスト面での優位性と設計に応じた柔軟な製造対応力を活かし、CLTの用途と需要の拡大に取り組んでいます。

詳細情報サイプレス・スナダヤの国産材CLT

サイプレス・スナダヤのCLT は、厚さ 90 ~ 270 mm、幅 2200 ~ 3000 mm、長さ 5000~ 12000 mm。これ以下のサイズは自社の加工機でカッティング切り出しして対応します。この寸法範囲から皆様の最適歩留まりを計算し、無駄のない最終製品製造を行います。

ラミナ厚みは通常 30 mmですが、自社製材工場が隣接しており、独自の厚みも可能です。ラミナ幅は120 ~ 140mmです。
製造可能な最大サイズのCLTは幅 3m、長さ12m。厚さは90mm以上であれば30mm刻みで自由に対応できます。

桧CLTの供給力は当社の強みで、通常の S90、120強度に加え、外層に一等材、無地上小材を使用した現し面構成も一貫製造することができます。特に現し面構成は美しさに定評があります。
強度区分は杉(同一等級構成)がS60、桧(同一等級構成)がS90、120、桧・杉ハイブリッド(対称異等級構成)がMx90、Mx120、トドマツ(対称異等級構成)がMx90です。

取扱企業サイプレス・スナダヤの国産材CLT

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株式会社サイプレス・スナダヤ 東京駐在

東予インダストリアルパークは、丸太挽き製材から始まり、半製品乾燥(AD及び KD)、製材最終加工(KD構造材、KDラミナ、米国向けフェンス材、国産材2 ×4製材等)、構造用集成材設備による小・中断面構造用集成材、さらに CLT量産設備によるCLT製造を一貫体制で行っています。各種機械は欧州最新鋭設備が導入されています。 製材機械は、ドイツのリンク社の製材機械です。同機は現状、世界で一番生産性の高い製材機械といわれ、丸太を最も効率のよい形で製材するとともに、少ない労働力での大量生産を可能にします。当社製材工場はオペレーター 2 名を含む計10 名の人員で、1 日あたり桧の丸太 5000 本を製材することができます。 丸太挽き製材能力は桧を中心に、年間 18 万㎥の国産丸太を消費しており、製材生産高は、国産材を中心に年間 9 万㎥になります。

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