レゴフィックスジャパン株式会社 ER フローティングチャック
- 最終更新日:2022-03-31 16:58:47.0
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フローティングチャックとは?
旋盤でリーマを使う際には、チャックと下穴の軸の誤差を補正する必要があります。この誤差は、セルフセンタリング(自動芯出し)機構を持つフローティングチャックを使用することで補正することができます。フローティングチャックはリーマとワーク材の下穴との軸を完璧に合わせ、リーマ本来の精度での加工を可能にします。
フローティングチャックのメリット
優れたセルフセンタリング機構が穴にテーパーがかかる事や穴径が大きくなることを防ぎ、穴の表面精度も改善することができます。
フローティングチャックによる課題解決
リーマ加工が高速化することで、生産性が向上します。これは表面粗さと、穴の精度向上によるものです。また、加工中にリーマが均等に摩耗するため工具寿命が大幅に延び、長時間の加工でも制度を落とすことなく加工が可能になります。
基本情報ER フローティングチャック
フローティングチャックの技術的な仕組み
平行フロート機構は、リーマと工作物の下穴とのずれを補正します。フローティングチャックに組み込まれた特殊なボールベアリングとアクスルドライブシャフトの構造が、高トルクのリーマ加工中でも垂直、水平両方向のなめらかなフロートを可能にします。半自動旋盤、スイス型旋盤あるいは中ぐり盤のような工作機械では、リーマによる穴加工の完璧な表面精度の実現は非常に困難です。この難しさは半自動旋盤の場合、加工中の主軸の膨張によるもので、スイス旋盤の場合には一般的に摩耗に起因します。
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | フローティングチャックはリーマ加工時の下記のような問題を解決します。 ・下穴とリーマ加工のずれ ・穴の寸法が大きくなる ・穴が円錐状になる(穴の入り口が広がる) ・穴が円錐状になる(穴の底が広がる) |
ラインナップ
型番 | 概要 |
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フローティングチャック PH/ER | ER11コレットに対応 |
フローティングチャック PHC/ER | ER20または32コレットに対応。クーラントスルー対応 |
CAPTO対応 フローティングチャック PHC-C/ER | CAPTO規格に対応したフローティングチャック。クーラントスルーでの使用も可能、ER20または32コレットに対応 |
フローティングチャックMPH/ERMX | ミニねじ対応のフローティングチャック。ER11に対応 |
フローティングチャック MPHC/ERMX | ミニねじ・クーラントスルー対応フローティングチャック。ER11と16コレットに対応 |
詳細情報ER フローティングチャック
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PHC25 ER32
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MPH20 ER11
カタログER フローティングチャック
取扱企業ER フローティングチャック
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レゴフィックス社では現在、主に5つの製品ラインを展開しています。 ERシステムは1972年にレゴフィックスが開発した仕組みで、現在ではDIN6499として工業規格となっています。現在でも世界で最も広く使用されているツーリングシステムです。 micRun (マイクラン)システムはERシステムを発展させた、非常に高精度な製品です。システム全体の振れが3μm以下という驚異的な精度で、微細加工などに最適です。 powRgrip(パワーグリップ)は独自の圧入式システムにより、卓越した芯振れ精度と高い振動減衰性を簡単かつ安全に実現できる理想的な製品です。 Multi Lineでは主に伝統的なマシニング加工に対しての製品群をご提供しています。 2021年に発表されたMeasurement Line(計測機器)では、主軸検査用アーバーや3Dプローブなど、適切な計測によってプロセスの信頼性を向上させる製品をご提供しています。 これら5つの製品群を利用し、現代の機械加工において発生する様々な要求についてそれぞれの強みを活かして対応し、加工プロセスの最適化を目指すことがレゴフィックスの目標です。
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