遠赤外線の輻射熱効果に優れた、省エネでフレキシブル性の高いフィルムヒーター
CNTフィルムヒーターは、新素材であるカーボンナノチューブ(CNT)を抵抗体とした、フレキシブル性の高い薄型の面状ヒーターです。
熱線タイプのヒーターとは異なり、全面を均一に発熱させることが可能です。
また、遠赤外線の輻射熱効果に優れ、より効率的に加熱対象に熱を伝えることができます。
基本情報CNTフィルムヒーター
【特長】
・厚み0.3mm以下と薄く軽量で、高いフレキシブル性を持つ構造です。
・面全体を発熱させることが可能です。
・遠赤外線効果に優れ、金属系発熱体よりも約4~5倍の遠赤外線を放射することが可能です。
・面状発熱の伝熱と遠赤外線の輻射熱効果により、金属系発熱体に比べて約20%の省エネが期待できます。(自社調べ)
・ヒーターの立ち上がりが早く、目的温度まで急速に昇温することが可能です。
【基本仕様】
対応可能サイズ:~Max. 280mm × 600mm程度 ※詳細はご相談下さい。
表面抵抗値:150Ω/□ (JIS-K-7149準拠) ※端子間抵抗値は形状により異なります。
厚み:
・ヒーター部:約0.15mm ~ 0.3mm
・端子部(電極部):約1mm
耐熱温度:常用80℃以下 (Max100℃)
遠赤外線:
[放射率] 55~90% ※金属系発熱体の場合、5~20%程度。
[範囲] 波長5nm ~ 20nm
[温度] 50℃評価放射率
温度制御:外部回路にて制御が必要です。
※本製品の資料請求をご希望の場合は、弊社HPからお問合せ下さい。
用途/実績例 | ・農業用ヒーター ・床暖房用ヒーター、壁面ヒーター ・屋根や道路の融雪用ヒーター ・マットヒーター ・ペット用シートヒーター ・各種筐体の結露防止、保温 ・便座用ヒーター etc. |
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