飛行実演風洞実験装置
航空機の離陸、飛行、着陸における広範囲な実験を行うために特別に設計された装置です。
吸込み式の開放型風洞内に航空機モデルは2枚のプロペラ、翼弦長152mmの主翼(NACA2412)、翼弦長76mmの全浮動式尾翼で構成されています。ベルマウスから流入した空気は、整流ハネカム、航空機を備えた実験エリア、拡散胴、軸流ファン、消音ダクトを通って装置から排出されます。
実験エリア正面にある操縦輪は、航空機モデルの尾翼角度を操作し、右側のエンジンスロットルを模したレバーは風洞内の風速を制御します。
基本情報飛行実演風洞実験装置
AF41V仕様
寸 法:L2130 x D870 x H1645Hmm
重 量:262Kg
実験エリア:D225 x H450mm
風洞ファン:軸流型
最大流速:約21 m/s (41ノット)
空気流速制御:スロットルによる3相インバータ制御
航空機モデル:主翼固定、水平尾翼可動、2枚羽プロペラ
モデル翼型:NACA2412
モデル長さ:440mm
モデルスパン:220mm
主翼翼弦長:152mm
尾翼翼弦長:76mm
翼面積:0.33m2
翼弦点間の寸法:228mm(主翼1/4から尾翼1/4)
機体の有効重量:5ニュートン
慣性モーメント:0.03kgm2 (1/4翼弦点 空力中心)
電 源:単相AC200 3kW 50/60Hz
必要設置面積:3m x 2m(風洞前後3mの空間が必要)
騒音レベル:84dB
附属品:ソフトウェア(VDAS-Onboard)
PC環境(別売):Windows 8, 10
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型番・ブランド名 | AF41V |
用途/実績例 | 主な実験内容 揚力と迎え角の関係、尾翼角度を変えながら姿勢(迎え角)と揚力の変化を計測します。 航空機の失速実験、姿勢を徐々に上げて翼周りの剥離流を観察します。 航空機の尾翼角度と速度、空力中心を変えながら、航空機の中性点を決定します。 航空機の短周期縦揺れ振動を実演します。 |
カタログ飛行実演風洞実験装置
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