この装置は圧力が大きく変化することによって熱がどのように伝わるか実験し、放射と自然対流の違いを明らかにします。
鋼製圧力容器(円筒型)と制御装置、真空ポンプと圧縮空気用レギュレータで構成され、圧力容器の中央部には小型ヒータがつるされ、ヒータ表面と容器壁面には温度計測用の熱電対が取り付けられています。ヒータと容器温度、圧力はデジタル表示されます。またヒータ表面と容器内側は理想的な熱放射体として黒色になっています。
実験では最大125kPa(ゲージ圧)まで圧縮空気を充填でき、約-100kPa(ゲージ圧)の真空排気ができます。真空状態を作り出し対流による熱損失を減らした状態での実験はより正確な熱伝達の計測を可能にします。表面の放射率を測定し、ステファンボルツマンの法則を証明、ヌセルト数、グラソフ数、プラントル数、クヌーセン数を用いた無次元特性を理解します。
付属のデータ自動収集システム(VDAS)を使用することで、 各種データをリアルタイムにPC(別売)に収集・解析することができます。
基本情報TD1011V 自然対流と熱放射実験装置
TD1011V仕様
寸法・重量:W670 x D480 x H1020mm, 約105kg
電 源:AC100V/10A又は単相AC200V/5A、50/60Hz
容器ふた重量:1.1kg
最大供給圧力:1000kPa(ゲージ圧) ※供給コンプレッサは別売
最大実験圧力:125kPa(ゲージ圧)制御パネル内の逃し弁により調整
容器許容圧力:最大250kPa(絶対圧)
ヒータエレメント:インコロイ800管、直径6.25mm、長さ160mm
ヒータ公称面積:0.00314m2、つや消し黒塗装(放射率0.95)
ヒータ最大温度:約200℃
熱電対:K型熱電対 x2ヶ所、デジタル表示
最大真空圧力:約10Pa(絶対圧)
低-中圧センサ:約25kPa(絶対圧)以上の測定、最大許容圧力400kPa
真空圧センサ:約10kPa(絶対圧)以下の測定、最大許容圧力900kPa
付属ソフトウェア:VDASソフトウェア(PC別売)各種データの表示と保存
ソフト動作環境:Microsoft Windows 8, 10
操作温度範囲:+5℃から+40℃
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
型番・ブランド名 | TD1011V |
用途/実績例 | この装置は圧力が大きく変化することによって熱がどのように伝わるか実験し、放射と自然対流の違いを明らかにします。 鋼製圧力容器(円筒型)と制御装置、真空ポンプと圧縮空気用レギュレータで構成され、圧力容器の中央部には小型ヒータがつるされ、ヒータ表面と容器壁面には温度計測用の熱電対が取り付けられています。ヒータと容器温度、圧力はデジタル表示されます。またヒータ表面と容器内側は理想的な熱放射体として黒色になっています。 |
詳細情報TD1011V 自然対流と熱放射実験装置
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独自の計算式入力やレイアウト変更が可能
VDAS(付属品)の画面図
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容器内部図
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全体構成図
カタログTD1011V 自然対流と熱放射実験装置
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