シリンダー内のガスを加熱・冷却し、その体積変化による熱エネルギーを仕事に変換する、カルノーサイクルに近い熱機関で熱工学の実演にはとても適した教材です。エンジンで発生した動力をモータ発電機で電気エネルギー(W)又はトルクメータで機械エネルギー(Nm)に変換します。また、外部電源(別売)を使用した冷凍サイクル実験も行うことができます。
付属のインターフェースとソフトウェアは、シリンダ内圧力(kPa)、回転数(rpm)、シリンダ内容積(cm3)とクランク角度、ディスプレーサ加熱側と冷却側温度データをPC(別売)へリアルタイムに表示・P-V線図を描画し、スターリングエンジンの効率を推定することができます。
基本情報4372C スターリングエンジン性能実験装置
04372-00 ガラス製スターリングエンジン
寸法・重量:290Lx200Dx150Hmm 約700g
回転数:最大約800~900rev.min-1(無負荷時)
最大出力:約1W
パワーピストン容積:最小=32cm3 最大=44cm3
注意:回転センサの計測許容範囲は1000 rev.min-1までです。
それ以上の回転数になるとセンサ表示が誤作動しますので、
1000 rev.min-1以上にならないように制御してください。
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
型番・ブランド名 | 4372C |
用途/実績例 | 4372C 部品構成 1. 04372-00 ガラス製スターリングエンジン 2. 04372-01 モータ発電機ユニット 3. 04372-02 トルクメータ(プローニーブレーキ) 4. 04372-04 アルコールランプとチムニー 5. 04372-10 データロガーモジュール 6. 07361-01 赤色配線ケーブル500mm(2本) 7. 07361-04 青色配線ケーブル500mm(3本) 8. 13615-01 熱伝対Nicr-Ni (2本入) 9. 14580-61 measureLAB ソフトウェア ※上記各部品は単品でも購入可能です 納入実績:東京工業大学、豊橋科学技術大学、電気通信大学、志賀県立大学、名城大学、大同大学、神奈川工科大学、長野高専、鹿児島高専、鈴鹿高専様 |
詳細情報4372C スターリングエンジン性能実験装置
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P-V線図測定画面参考図(PC別売)
measureLAB ソフトウェア動作環境
OS:Windows 8/10/Mac 10.9以降
CPU:Core 2 Duo 2GHz, i5 2.4GHz以上
必要メモリ:4GB以上
必要ディスク容量:必要ディスク容量 8GB以上
ディスプレイ: 1280×720以上
ファイル出力:CSV, EXCEL形式
※ソフトウェアは英語版となりますので予めご了承ください。
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データロガーモジュール取付写真
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モータ発電機ユニット取付写真
04372-01 モータ発電機ユニット
モータ供給電圧:最大12V(冷凍サイクル運転)
豆電球:4V/40mA
ベルト直径:150mm(円周約475mm)
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トルクメータ(プローニーブレーキ)取付写真
04372-02 トルクメータ(プローニーブレーキ)
測定レンジ:0~25.10-3Nm
分解能:1・10-3Nm
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冷凍サイクル実験
外部電源(最大DC12V)を使用してモータを駆動し、冷凍サイクルを実演することができます。
左の写真は、安定化電源(別売)を使用した実験例で、ディスプレーサ加熱側の温度が低下していることがわかります。
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可変抵抗器 型式:06116-02
モータ発電機ユニットと接続して、スターリングエンジンに可変抵抗を与えることができます。
抵抗値:330オーム、±10%
高負荷容量:1.0 A
短期負荷:最大1.4A 15分
寸法:L420×D90×H150 mm
取扱企業4372C スターリングエンジン性能実験装置
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