株式会社大同分析リサーチ EBSD測定によるチタン材料の評価
- 最終更新日:2024-02-16 14:31:07.0
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当社では、各種チタン材料の評価にEBSD測定を用いることでミクロ組織観察だけではわからない結晶学的な情報を取得し、材料開発に有益な知見を提供します。
また、一般的な鋼材に比べてチタン材料はEBSD用前処理(研磨技術)が難しいとされていましたが、当社独自の前処理にて、多種多様なチタン材料EBSD解析を可能としました。
基本情報EBSD測定によるチタン材料の評価
1.チタン合金とは
チタンは軽量、高耐食性、高比強度等の特徴があり、これらの優れた特性から航空宇宙、医療、発電・化学プラントで使用され、身近なところではゴルクラブにも使用されています。
チタンは結晶構造によりα型(純チタン)、α+β型(Ti-6Al-4V)、β型(JIS80種)に区分されます。α型、 α+β型は耐熱用途に、β型は高成形性あるいは強靭用途に適用されます。
上記以外にAl添加により、強度アップし、耐熱性を改善したTi-Al合金も存在します。
2.EBSDによるチタン材料の評価
各種チタン材料の評価にEBSD測定を用いることでミクロ組織観察だけではわからない結晶学的な情報を取得し、材料開発に有益な知見を提供します。
3.EBSD解析から得られる主な情報
(1)結晶方位(IPFマップ、極点図、Schmid Factorマップ)
(2)結晶相(Phaseマップ)
(3)歪(KAMマップ、GRODマップ、GAMマップ、GOSマップ)
(4)結晶粒径
価格帯 | 10万円 ~ 50万円 |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | 測定事例 (1)純Ti(α型)双晶なし (2)純Ti(α型)双晶あり (3)Ti-6Al-4V合金(α+β型) (4)Ti-Al合金(積層造形品:東京都立大学大学院様ご提供) |
カタログEBSD測定によるチタン材料の評価
取扱企業EBSD測定によるチタン材料の評価
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【事業内容】 ◆無機分析 (鉄鋼、非鉄金属、耐火物、セラミックス等) ◆有機分析(樹脂、ゴム、油脂等);高分子化合物の特定、解析、成分分析 ◆物理測定;極表層の表面分析、構造解析*走査型電子顕微鏡、EPMA、X線回折、オージェ電子分光分析装置を装備 ◆材料評価(金属、セラミックス、複合材等の機械特性、高温特性、疲労特性を評価) 1)欠陥調査→ X線透過試験 2)腐食試験→残留応力、各種耐食性試験、熱分析、非破壊検査 3)一般的な室温・高温条件での機械試験・熱処理 4)高温材料特性(熱膨脹・連続冷却変態・高温ヤング率・クリープ疲労試験)、熱特性試験(示差熱分析) 5)磁気特性(電気抵抗・透磁率・B‐H特性試験) 6)粉体試料試験(粒度・密度・気孔率測定) ◆EVモーターの分解調査;部品の取り出しから材料分析まで ◆技術開発調査用の実験試料作成;鉄鋼、Ti合金、超合金、次世代金属材料の溶製・分析試験・金属物性試験 ◆環境分析;土壌、産業廃棄物、水質分析・粉塵測定、作業環境測定
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