球状シリカや球状ナノ窒化ホウ素を高濃度分散した「高濃度低誘電率フィラー分散液」をご提供しております。
球状シリカは電子材料、特に半導体などを保護するフィラーとしてよく用いられておりますが、特殊な球状シリカを用いることで「低誘電率化」を実装させております。 また窒化ホウ素は熱伝導性に優れた物質として有名ですが、同時に優れた絶縁性、低誘電率を持っております。(六方晶)窒化ホウ素は鱗片状ではなく球状ナノ粒子である為、低誘電率の他に異方性の制御を必要としない放熱が期待できます。 ご要望に応じて各種(ターゲット材料との相溶性改良/溶剤変更等)カスタマイズ可能です。
基本情報高濃度低誘電率フィラー分散液
特長
・低誘電率フィラーが均一に分散され、経時安定性も良好です。高濃度フィラー含有量でありながら低粘度な為、ハンドリング性が良く目的物への高充填が可能です。
・ポリイミド(PI)/液晶ポリマー(LCP)/エポキシ/ビスマレイミド/シクロオレフィンポリマー(COP)/ポリフェニレンエーテル(PPE)等の低誘電率材料(ワニス等)向けへの充填を想定し、PGMEAの他NMP/DMAc/シクロヘキサノン(アノン)/MEK/トルエンを主溶剤としております。
・球状シリカ分散液は低誘電率の他に低熱膨張率(CTE)による寸法安定性を付与できます。
・ナノ窒化ホウ素分散液は鱗片状マイクロ粒子ではなくナノ粒子である為(平均粒径300nm)、低誘電率・低熱膨張率の他に異方性制御を必要としない放熱(熱伝導)が期待できます。
用途/実績例 | 使用用途:各種機能性接着剤、シール剤、封止材、絶縁材、放熱材、電子(基板、部品)材料等 |
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ラインナップ
型番 | 概要 |
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LDSS-0001 | 顔料・フィラー系:球状シリカ 顔料・フィラー分(%):75% 平均粒径(nm):700~850 溶剤 :PGMEA |
LDBN-0001 | 顔料・フィラー系:(六方晶)ナノ窒化ホウ 顔料・フィラー分(%):40 平均粒径(nm):270~330 溶剤:PGMEA |