三和メッキ工業株式会社 黒染メッキ(処理)
- 最終更新日:2023-05-10 08:34:12.0
- 印刷用ページ
鉄を錆びさせないようにする黒色処理
黒染メッキ(処理)は、化成処理の1つで、鉄の表面に化学変化(化学反応)を起こしアルカリ処理することで黒く染め、黒錆と呼ばれる四三酸化鉄の酸化皮膜を作ることで表面をメッキする方法です。
黒染メッキ(処理)がよく用いられるのは、寸法精度を維持したい部品や価格を安くしたい部品などで、金属材料の表面を保護するだけでなく、装飾目的や吸光特性を向上させるためにも使われています。
基本情報黒染メッキ(処理)
黒染メッキ(処理)は、アルカリ性の水溶液の中に対象物を浸して化学変化を起こし、素材となる金属の表面に黒錆と呼ばれる四三酸化鉄の酸化皮膜を生成していきます。
処理後はメッキにより黒くなりますので、黒染めしたように思われますがそうではなく、金属の表面に黒錆を生成させています。
黒染メッキ(処理)は、生成される皮膜の膜厚がそれほど厚くないため、耐食性や強度には欠けてしまいますが、メッキによる寸法の変化が少ないことが特徴です。
そのため、素材の寸法を変えたくない物に対する処理にはとても適しています。単純にいえば、あえて表面を錆びさせることでそれ以上錆を進行させないような処理ということになります。
価格帯 | お問い合わせください |
---|---|
納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | 工作機械、産業機械に薄い皮膜で黒色に処理したい部品や耐食性が必要な部品、耐熱性が必要な部品 |
取扱企業黒染メッキ(処理)
黒染メッキ(処理)へのお問い合わせ
お問い合わせ内容をご記入ください。