株式会社エム・イー・エル 一般基礎編 S-NAP/Proによる大信号Sパラメータ解析手法
- 最終更新日:2015-08-21 16:41:10.0
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線形等価回路を作成し、周辺素子を含めて線形解析を行う。
回路に大信号を入力する場合、回路に非線形素子が存在すると回路のSパラメータは小信号の場合と異なってくるのは周知の事実である。Sパラメータ解析においてアクティブデバイスの取り扱いは、一般にガンメルプーンモデルなどからバイアスポイントにおけるハイブリッドパイなどの線形等価回路を作成し、周辺素子を含めて線形解析を行う。バイアスポイントにおける線形等価回路はそのバイアス点が如何に歪んだ位置にあろうとも入出力関係は線形であり、出力に歪みを持たせることはない。大信号が入力される場合やバイアス点が高次の曲線部分に存在するばあいの回路特性を調べるためには、大信号を入力した状態でその基本波成分に対する入出力の割合からSパラメータを算出するのが最良である。
S・NAP-Proには直接大信号Sパラメータを求める機能はないが、ハーモニック・バランスを用いてこれを実現することは可能である。
【特徴】
○Sパラメータ解析と同様にポートを設けた回路を作成する
○回路中各ポートの端子にはラベルを振る
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基本情報一般基礎編 S-NAP/Proによる大信号Sパラメータ解析手法
【一口講座】
[一般基礎編]
○伝送線路の基礎
○スミスチャートの基礎
○節点解析法の基礎
○非線形回路の基礎
○トランジスタ整合回路設計の基礎
○低雑音増幅器の設計手法
○大信号Sパラメータのシミュレーション
○実測データの基準面交換手法
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