難燃性マグネシウム合金薄板『AZX、AMX薄板』権田金属工業

カルシウムを添加して難燃性を高めたマグネシウム合金の鋳造に成功しました！

権田金属工業株式会社で独自開発をした双ロール鋳造法（GTRC：Gonda Twin-Roll Casting system）による鋳造と圧延・研磨加工を組み合わせて、AZ31に比較して優れた強度と耐食性を持つAZ61の製造を行ってきました。
このほど、カルシウムを添加して難燃性を高めたマグネシウム合金『AZX611 AZX612 AMX601 AMX602』の開発に成功しました。
厚さ0.5mmから3.0mm、板幅600mm以下の圧延・研磨済みの板材を提供できます。

【AZX、AMXの長所（AZ31との比較）】
○600℃に加熱しても燃焼しない
○引張強度が高い
○耐食性が優れている
○様々な表面処理が可能である
○組織の熱的安定性が良い（焼鈍しても組織が大きくなりにくい）

詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。

関連リンク - http://gondametal.co.jp/product_mag/flame_retardan…

基本情報難燃性マグネシウム合金薄板『AZX、AMX薄板』

【AZX、AMXの製造範囲（板材の寸法）】
○鋳造板
→板厚：2.0～4.0mm
→板幅：≦630mm
○圧延研磨板
→板厚：0.5～3.0mm
→板幅：≦600mm

【AZXの化学成分(％)】
○Al：5.8～7.2
○Zn：0.4～1.5
○Mn：0.15～0.5
○Cu：≦0.05
○Si：≦0.1
○Fe：≦0.005
○Ni：≦0.005
○Mg：Bal.
○Ca：AZX611=1.0%／AZX612=2.0%

【AMXの化学成分(％)】
○Al：5.6～6.4
○Zn：≦0.2
○Mn：0.26～0.5
○Cu：≦0.008
○Si：≦0.08
○Ni：≦0.001
○Be：≦0.0005～0.0015
○Mg：Bal.
○Ca：AMX601=1.0%／AMX602=2.0%

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用途／実績例	【用途】 ○広く難燃性を必要とする建材や、車輌等の部材への適応が可能 ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。