直胴圧搾式遠心脱水機　ウィザードプレスマツボー

プレス機構を加えた次世代型多機能脱水機

デカンター方遠心分離機は、容易な運転操作、省スペース、安定した性能等その多くの利点により、あらゆる湿式プロセス及び工場廃水処理に幅広く使用されていますが、近年のさらなる減容化や省エネルギー化の要求が高まる中、従来のデカンター型遠心分離機の性能及び効率アップが求められてきました。

このようなニーズに対応する、直胴圧搾式遠心分離機ウィザードプレスを開発しました。

従来のデカンター型遠心分離機では、固・液側ともオーバーフロー構造を採用しているために
固形物層にコンベアの搬送力を利用した圧搾作用を与えるには不向きな構造をしていました。
ウィザードプレスでは、ボウル形状を直胴形にするとともに固形物排出側に絞り構造を採用することで高脱水を得ます。

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基本情報直胴圧搾式遠心脱水機　ウィザードプレス

■特長
・高い脱水性能　：従来に比べ5〜10％の低含水率を実現(当社比)
・高い分離性能　：直胴形のボウル構造により、回収率は99％以上を確保
・安定した運転　：差速装置に油圧モータを採用。機内の脱水度を搬送トルクとして油圧で検出
　　　　　　　　　ケーキ含水率が一定になるように自動制御することで、24時間安定運転可能
・低ランニングコスト：従来脱水機に比べ、薬品使用量を半減。洗浄水量も大幅削減。
　　　　　　　　　　　低遠心力運転により消費電力の削減や消耗品の寿命も延長。
・コンパクト設計：各種プレス系脱水機に比べ設置スペースは1/5以下
・豊富な機種　　：処理量1〜80m3/h迄の幅広いラインナップ

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用途／実績例	・食品製造プロセス及び廃水・ビール・飲料プロセス及び廃水・澱粉・製糖製造プロセス及び廃水・バイオマス等の嫌気性汚泥・紙パルプ・製紙廃水・畜産廃水・顔料・塗料廃水・その他、試験研究用、各種製造プロセスや廃水処理に適しています。