電動グリスポンプ　ＬＩＮＣＯＬＮ　Ｐ６５３カタログ

単管非進行型の集中潤滑システムメーカーのＬＩＮＣＯＬＮ社は新たに電動式自動給油ポンプＰ６５３Ｓシリーズを発売しました。本製品にはタイマーコントローラーや圧力センサーなどの制御装置が内臓されており、本体付属のキーパッドでは運転操作ができるだけでなく異常表示などの状態監視までできるようになっているため、別個に制御盤や圧力スイッチ等を設置する必要がありません。また駆動源は電動式なので従来製品のように圧縮エアー用配管やエアー制御機器などを必要としません。これらの機能により省スペースと装置の設置に要する施工コストを大幅に削減することが可能となりました。グリスリザーバーは回転パドルによって自動的にグリス内のエア抜きを行う構造を持つため、エア噛みを気にすることなく補給の際はリザーバー上部よりグリスを投入するだけでＯＫ、また攪拌効果によってグリスの分離を防ぎ新鮮な状態を保ちます。 （詳細を見る）

従来電動式ポンプは吐出圧力が低いものとされてきましたが、ＬＩＮＣＯＬＮ電動グリスポンプは高吐出圧力（最大３４ＭＰａ）を実現 （詳細を見る）

LINCOLN (リンカーン)は、潤滑装置メーカーとして100年以上に渡っての製造と開発をおこなってきた集中潤滑装置のブランドで、高い信頼性と豊富なアプリケーションを持つ製品を世界中に提供しています。多様な設置環境や設置条件に対応できるよう、様々な性能(吐出量、吐出圧等)、材質(腐食に強いステンレス仕様、高温環境に耐えうるバイトンパッキン仕様等)、制御方法(手動、エア駆動、電動、油圧駆動)を持つ製品が豊富に標準品としてラインアップしています。

【特長】
■　過酷な高圧環境下に長期間晒される高粘度グリスを自動供給することができる吐出圧力
■　圧縮空気、電気、油圧など幅広い駆動源
■　グリースおよびオイル双方に対応可能
■　ヘビーデューティーにも対応できる堅固な構造・材質
■　グリースガンからドラム缶グリースまで幅広いポンプのラインナップ
■　現場の環境や条件に応じてカスタマイズのシステムを構築可能 （詳細を見る）