株式会社アントンパール・ジャパン
最終更新日:2021-04-21 11:00:19.0
<カタログ>ハイスループット小角X線散乱装置 SAXSpaceD21IP001JA-I
基本情報<カタログ>ハイスループット小角X線散乱装置 SAXSpace
圧倒的なX線強度で液体/ペーストを素早く分析 SAXSpace
SAXSpaceシステムは、特に生体試料(BioSAXS)、界面活性剤、ナノ粒子の分散液など、大量のサンプルを日常的に分析する際に力を発揮します。
最先端のソフトウェア及びデータ分析と組み合わせることで、SAXSpaceは複数のナノ構造サンプルをすばやく簡単に分析します。
【パワフルなX線 – 短時間で良質な測定データ】
SAXSpaceは、アントンパール社の強力なPrimux3000 X線源とAXO Dresden社の洗練された光学系を採用しています。この組み合わせにより、強度の高い単色X線ビームが確保されます。
SAXSの「生みの親」であるオットー・クラツキー教授とアントンパール社が1950年代に初めて共同開発したブロックコリメーションは、省スペースながら寄生散乱を極限まで低減した高強度のX線ビームを生み出し、サンプルの広範囲に照射されることで非常に短い測定時間と高いS/N比が実現します。
この機構を採用したSAXSpaceでは、短時間で高品質のSAXS及びWAXSデータを得ることができます。
物性測定・分析機器 アントンパール総合カタログ
アントンパール社は産業分野、研究分野で使用される高性能計測機器やラボ用計器を生産しています。特に密度計、濃度計、レオメーター、CO2計測器などの分野において世界市場ナンバーワンの位置を占めています。
・ラボおよびプロセスアプリケーション用の密度計、濃度計、温度計
・流量計/粘度計
・屈折率測定と旋光計
など様々な装置を掲載しています。
■お問い合わせ、カタログダウンロードよりお申し込みください■
(詳細を見る)
小角X線散乱装置 SAXSpace
SAXSpaceは、ラボ機最強クラスのX線源と高品質のクラツキー光学系を採用したハイスループット小角X線散乱装置です。
アントンパール社が1957年に世界で初めて開発した小角X線散乱装置の技術(クラツキーカメラ)は、これまで様々な研究分野で活躍してきました。SAXSpaceはその発展型の光学系と強力なX線源を搭載し、最大で直径1000? の分子集合体やナノ粒子を短時間で観測できます。これまでは放射光施設での測定が必要だった希薄な溶液試料でも、試料ダメージを気にせずいつでも自由に測定できます。
【特長】
・ラボ機最強クラスのX線強度を誇るラインフォーカスX線ビーム
・優れたq範囲: 0.03 nm^-1 < q < 24.5 nm^-1(※1)
・優れた温度制御範囲と精度:-150℃ ~ +600℃ (精度±0.1℃)
・様々な測定雰囲気: 真空/空気(乾燥・調湿)/不活性ガス
・ポイントフォーカスX線ビームへの切替機構も標準搭載
・溶液、ペースト、ゲル、粉末など様々な試料に対応
(※1 2次元検出器搭載で最大40.7 nm^-1)
(詳細を見る)
In-situ XRD用 サンプルステージ
アントンパールのIn-situ X線回折用サンプルステージは、既設/新設の放射光XRDビームラインやラボ用XRD装置本体に取り付けることができる業界トップシェアの高精度温度制御チャンバーです。
最低-190℃から最高2300℃の非常に幅広い温度範囲をカバーする豊富なラインナップがあり、温度、雰囲気、圧力を精密に制御することで実験目的に応じた最適な測定環境を提供します。
【特長】
・業界トップシェアを誇る高精度の温度制御性能
・-190℃から2300℃の幅広い温度範囲をカバーする豊富なラインナップ
・2軸回折計または4軸回折計に取り付け可能(適合するXRD装置の機種はお問い合わせください)
(詳細を見る)
多目的X線散乱装置 SAXSpoint 5.0
SAXSpoint 5.0は、世界最高峰の小角分解能とボタン1つでSAXS⇔WAXSを瞬時に切り替えられる使いやすさを兼ね備えた多目的X線散乱装置です。
コンパクトな装置に搭載された最高品質の光学系とX線源により、短時間で最大600 nmの構造を観測することができます。また、液体・固体のSAXS/WAXS測定だけでなく、GISAXS、 USAXS、 RheoSAXSなど様々な測定環境を構築できます。これにより、従来は観測が困難だった巨大な散乱体の構造や特殊な環境下での挙動を明らかにし、研究開発にブレークスルーをもたらします。
【特長】
・ボタン1つで検出器がxyz方向に自由に移動 SlideMaster機能
・非常に幅広いq範囲: 0.01 nm^-1 < q < 49.3 nm^-1
・優れた温度制御範囲と精度:-150℃ ~ +600℃ (精度±0.1℃)
・様々な測定雰囲気: 真空/空気(乾燥・調湿)/不活性ガス
・メンテナンスフリーのマイクロフォーカスX線源
・粉末、 フィルム、 繊維、 溶液、 ペーストなど最大20検体を連続測定
(詳細を見る)
RheoSAXSモジュール
アントンパールのRheoSAXSモジュールはSAXSpoint 5.0に装着可能な世界初のユニークなオプションです。
通常のSAXS測定は試料の静置状態におけるナノ構造を観測しますが、このRheoSAXSモジュールを装着すれば試料の流動状態におけるナノ構造をレオロジー特性と同時に観測できます。これにより、溶液やペーストの機能を支配するナノ構造がせん断応力下でどのように保持・変化・破壊されるのか明らかにでき、研究開発にブレークスルーをもたらします。
【特長】
・SAXSpoint 5.0に装着可能な世界初のラボ用システム
・レオメーターヘッドDSR502による高精度の回転/振動測定
・サンプルセル部は共軸円筒型を採用
・DSR502の駆動モーターはエアベアリングで支持される構造
・X線ビーム入射位置は流動方向に対して垂直/平行な2箇所から選択可能
(詳細を見る)
取扱会社 <カタログ>ハイスループット小角X線散乱装置 SAXSpace
物性測定・分析機器の製造、販売、サポート 密度計、粘度・粘弾性測定装置、ゼータ電位測定装置、マイクロ派合成装置、旋光計、など。 旧カンタクローム社製品も取り扱っております。 2024年1月からBrabender製品の取り扱いを開始しました。
<カタログ>ハイスループット小角X線散乱装置 SAXSpaceへのお問い合わせ
お問い合わせ内容をご記入ください。