株式会社コムテック熊本事業部
最終更新日:2022-02-15 17:33:05.0
簡易基礎工法『PIN FOUNDATION』
基本情報簡易基礎工法『PIN FOUNDATION』
重機が搬入できない場所の基礎に最適!環境に優しい簡易基礎工法の事例を多数紹介
『PIN FOUNDATION』は、遊歩道・桟橋・展望デッキ等小規模構造物を対象とした簡易基礎工法です。
重機を使用せず、地盤面の大きな掘削も不要で、在来工法では設置できないような軟弱地盤(換算N値0.5~2.0)にも対応できます。
当事例集では、重機が進入できない場所をはじめ、自然環境を守りたい場所や、貴重な動植物が棲息している場所など、様々な場所での施工例を紹介しています。
【掲載内容】
■重機が進入できない場所での施工例
■自然環境を守りたい場所での施工例
■貴重な動植物が棲息している場所での施工例
■急斜面地で通常基礎では設置の難しい場所での施工例
■湿地帯で通常基礎では設置の難しい場所での施工例 ほか
詳しくはカタログをご覧頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。
【ピンファウンデーション工法】重機が進入できない場所での施工例
重機が侵入できない場所でのピン ファウンデーション工法の施工例を紹介します。
当工法に使用する材料は、定着ブロックと複数のピンだけ。どちらも軽量なので運搬はすべて人力で行なうことができます。また、施工もハンディタイプの電動工具で行えるため簡単に基礎を設置することができます。
【事例】
■帆柱森林植物園(福岡県)
■構造:3.0m×4.0m
■使用材料
・高欄:イペ材
・床板:イペ材
・構造材:FRP
■基礎タイプ:DP-S
【その他の事例】
■那珂川町安徳 裂田の溝(福岡県)
■構造:有効幅員 2.0m
支柱ピッチ 2.5m
【使用材料】
高 欄 …杉材
床 板 …杉材
構造材 …アルミ合金
【基礎タイプ】
DP-M
詳しくはカタログをご覧頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
【ピンファウンデーション工法】自然環境を守りたい場所での施工例
自然環境を守りたい場所でのピン ファウンデーション工法の施工例を紹介します。
通常のコンクリート基礎の場合は、施工現場への進入路を造るため、
木を伐採したり、地盤を削ったりして自然破壊が大きくなりますが、
当工法では、資材の運搬から基礎設置まですべて人力で可能なので
自然破壊を最小限にすることができます。
【事例】
■松田メーガー洞(沖縄県)
■構造:有効幅員 1.5m、支柱ピッチ 2.5m
■使用材料
・高欄/床板/構造材:FRP
■基礎タイプ:DP-75
詳しくはカタログをご覧頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
【ピンファウンデーション施工例】重要な史跡や大切な樹木がある場所
重要な史跡や大切な樹木がある場所での
ピンファウンデーション工法の施工例を紹介します。
当工法は、定着ブロックを介して小口径のピンを打込むだけなので、
地盤面の掘削がありません。
重要な史跡をできるだけ守りたい場合や大切な樹木の根っこを
傷つけたくない場合等には有効な基礎工法です。
【事例1】
■国指定史跡 池辺寺跡(熊本県)
■構造:有効幅員 1.5m、支柱ピッチ 2.5~3.8m
■使用材料
・高欄:イペ材、再生木材、アルミ合金
・床板: イペ材
・構造材: FRP
■基礎タイプ:DP-75、SP
【事例2】
■歴史公園 鞠智城
■構造:有効幅員 1.5m、支柱ピッチ 2.0m
■使用材料
高欄、床板、構造材:杉材
■基礎タイプ:DP-M
【事例3】
■アマジャフバル農村公園
■構造:有効幅員 1.8m、支柱ピッチ 2.5m
■使用材料
高欄:イペ材・シャトバ材
床板:イペ材
構造材:アルミ合金・アンジェリン材・イペ材
■基礎タイプ:DP-M
詳しくはカタログをご覧頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
【ピンファウンデーション施工例】貴重な動植物が棲息している場所
貴重な動植物が棲息している場所で
ピンファウンデーション工法の施工例を紹介します。
地盤を掘削し、大きいコンクリート塊を打設する通常の基礎工法は、
その一帯に棲息する動植物に多大な環境変化をもたらします。
当工法においては、定着ブロックを介して小口径のスチールピンを
打ち込むだけなので貴重な動植物の生態系を変えてしまうことはありません。
【事例】
■億首川プロムナード(沖縄県)
■構造:有効幅員 1.2m、支柱ピッチ 2.5m
■使用材料
・高欄/床板/構造材:FRP
■基礎タイプ:DP-100/DP-L/SP
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【施工事例】FRPボードウォーク 佐多岬展望公園(9号園路)
『FRPボードウォーク』の施工例の一つとして、
鹿児島県の「佐多岬展望公園(9号園路)」を紹介します。
霧島錦江湾国立公園内の九州本島最南端岬の展望台へと続くスロープです。
高架式のつづら折り形状になっており、視点を変えながら太平洋・錦江湾を始め周囲のソテツの自生地、枇榔島、開聞岳を遠望できます。
海辺の地域のため、塩害腐食に強く、自然に囲まれた環境の中で、色合いが木材に近く景観性に優れている素材であるFRPが採用されました。
又、車両が進入できない場所であるため、基礎には、重機を使用せず、人力施工可能なピンファウンーション基礎が採用されました。
【概要】
■佐多岬展望公園(9号園路)
■鹿児島県 2016年3月施工
■W1.5m x L165.7m
■高欄・床板:杉材
■構造:FRP(引抜材) (詳細を見る)
【ピンファウンデーション施工例】急斜面地で通常基礎で設置困難場所
急斜面地で通常基礎では設置の難しい場所
ピンファウンデーション工法の施工例を紹介します。
通常のコンクリート基礎では重量物のため、急斜面地においては滑りの問題が生じやすく、基礎工事が大規模になってしまいますが、ピン ファウンデーション工法の場合は、打込みピンを長くすることにより深い根入れが可能となるので急斜面地でも簡単に有効な基礎をつくることができます。
【事例】
■西海橋公園(長崎県)
■構造:有効幅員 2.0m、支柱ピッチ 1.5m~2.0m
■使用材料
・高欄:イペ材、ジャトバ材
・床板:イペ材
・構造材:アルミ合金、アンジェリン材、イペ材
■基礎タイプ:DP-M
詳しくはカタログをご覧頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
【ピンファウンデーション施工例】湿地帯で通常基礎では設置困難場所
湿地帯で通常基礎では設置の難しい場所
ピンファウンデーション工法の施工例を紹介します。
地盤の軟弱な湿地帯や湖沼地においては、従来のコンクリート基礎では対応できないことがありますが、ピン ファウンデーション工法の場合は、ピンの根入れ長さを非常に深くすることができるのでこのような軟弱地盤にも対応することが可能です。
また、コンクリート打設の必要がないので地表面に水がある場合でも簡
単に施工することができます。
【事例】
■響灘ビオトープ(福岡県)
■構造:有効幅員 1.5m、支柱ピッチ 3.0m
■使用材料
・高欄:FRP
・床板:再生木材
・構造材:FRP
■基礎タイプ:DP-75、SP
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【ピンファウンデーション施工例】水の抜けない場所
水の抜けない場所
ピンファウンデーション工法の施工例を紹介します。
従来の工法では、湿地帯や湖沼地の水を抜かないと基礎工事ができませんでしたが、ピン ファウンデーション工法ではそのままの状態で潜水夫による水中工事ができます。
【事例】
■稚児ヶ池公園(宮崎県)
■構造:有効幅員 2.5m、支柱ピッチ 2.0m
■使用材料
・高欄:アルミ材、杉材
・床板:杉材
・構造材:アルミ合金、グリーンハート材
■基礎タイプ:DP-100
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【ピンファウンデーション施工例】砂地等で通常基礎では設置困難場所
砂地等で通常基礎では設置の難しい場所
ピンファウンデーション工法の施工例を紹介します。
通常のコンクリート基礎を設置する場合、地盤面の掘削が必要となりますが、砂地の場合は掘削しても砂
が流れ落ちてくるため、コンクリート基礎の大きさに比べ、かなり広範囲に掘削する必要が生じてきます。
ピン ファウンデーション工法の場合は、定着ブロックを介してピンを打込むだけなので砂地でも非常に簡単に設置できます。
【事例】
■串良町 中山池公園(鹿児島県)
■構造:有効幅員 1.5m、支柱ピッチ 3.0m
■使用材料
・高欄:ジャトバ材
・床板:イペ材
・構造材:ボンゴシ材、アンジェリン材
■基礎タイプ:SP
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【ピンファウンデーション施工例】桜や梅等の花を観賞するための場所
桜や梅などの花を観賞するための場所
ピンファウンデーション工法の施工例を紹介します。
桜や梅などの花を近くで観賞したくても、木のそばをたくさんの人が近づくと土を踏み固めてしまい、木が枯れてしまうことがあります。
観賞用デッキや木道を作る時、ピン ファウンデーション工法は、木の根を
傷つけたり、土壌を荒らしたりする心配がありません。
【事例】
■一心行の大桜(熊本県)
■構造:有効幅員 2.7m、支柱ピッチ 2.5m
■使用材料
・高欄:イペ材
・床板:イペ材
・構造材:鋼材
■基礎タイプ:DP-M、SP
※詳しくはカタログをご覧頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
【ピンファウンデーション施工例】他の基礎工法では難しい場所
他の基礎工法では難しい場所
ピンファウンデーション工法の施工例を紹介します。
軟弱地盤のため、基礎工事が大掛かりになる現場や池、運河で水を抜くのに大きな費用のかかる現場あ
るいは、資材を搬入するのに非常に手間のかかる現場等には軽量でしかも人力で施工できるピンファウ
ンデーション工法が最適です。ケースによって異なりますが、基礎工事のコストを大幅に削減することも可能です。
【事例】
■国営沖縄記念公園 海洋博公園(沖縄県)
■構造:有効幅員 2.0m、支柱ピッチ 3.0m
■使用材料
・高欄:FRP
・床板:FRP
・構造材:鋼材、FRP
■基礎タイプ:DP-75、DP-100
※詳しくはカタログをご覧頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
軟弱地盤や重機が進入できない場所に!NETIS登録の簡易基礎工法
『ピンファウンデーション』は、定着ブロックを介し、角度を付けて
ピンを打ち込むだけで支持力を持たせる簡易基礎工法です。
重機を使わず、地盤面の大きな掘削作業も不要なため
重機の進入が難しい森の中などの基礎でも活躍。
ピンの根入れ長さをより深くすることで、
沼地・砂地などの軟弱地盤に対応可能な点も特長です。
【特長】
■木道・八ッ橋・四阿など小規模構造物の基礎に
■重機進入のための地盤掘削が不要で自然環境にやさしい
■用途で選べる2タイプの施工方法
■NETIS登録済み
※【ダウンロード】より施工事例を多数掲載したカタログをご覧頂けます。 (詳細を見る)
取扱会社 簡易基礎工法『PIN FOUNDATION』
1.FRP製遊歩道・FRP橋梁・FRP製吊橋・デッキ 2.ピンファウンデーション基礎工法(国土交通省NETIS登録工法) 3.休養・修景具(ベンチ・パーゴラ・四阿等) 上記商品の設計・製作・販売・施工 4.木製施設の点検・改修
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