食品接触材料の溶出量評価（AKTS社SML6ソフトウエア）SML6_2019

食品接触材料から食品や食品擬似溶媒への物質移行量を移行モデルを使ってシミュレーションします。EU規則No.10/2011による

SML6は安全性評価分野で科学ソフトウエアを開発するAKTS社と食品接触材料のコンプライアンスに関するコンサルタントのMDCtechnologyが共同開発しました。食品接触材料からの溶出量の評価は伝統的な試験条件下における実測試験により行われてきました。一方で物質移行プロセスと移行量に対する先進的な研究により、科学的根拠をベースとする移行モデルが構築されました。
Eu規則No.10/2011においてこの移行モデルはスクリーニング・アプローチの１つとして定義され、移行モデルをサポートする実用ガイドラインが2015年に発行されています。SML6はこうした技術背景を織り込んで開発されたシミュレーションソフトウエアです。