産業用機器・装置向け精密板金加工のVA/VE技術ハンドブック

当資料は、産業用機器・装置向け精密板金加工のVA/VE技術を掲載しています。

「産業用機器・装置精密板金の基礎知識」をはじめ「コストダウン技術」や
「トラブル防止技術」などを写真や図を用いてご紹介。

是非、ご一読ください。

【掲載内容】
■産業用機器・装置精密板金の基礎知識
■産業用機器・装置精密板金のVA/VE事例集
■産業用機器・装置精密板金の製品事例
■会社案内

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『アロジン処理』は、アルミ材を使用した加工品に施す表面処理の1つです。

アルミの表面処理と言えばアルマイト処理が多く使用されており、
アルミ材への染色性と耐食性を高める効果を持っています。

一方最近になってアロジン処理ができませんか？という問い合わせが増え、
そのご要望にお応えしています。

【特長】
■アルミ材に耐食性皮膜を形成し、導電性を持たせる
■アルミ製品の塗装に好適
■塗装時に、アルミ材と塗装の間に六価クロム化成処理皮膜や
　三価クロム化成処理皮膜を形成
■塗装との密着性を格段にアップ
■アルマイトよりもコストが軽い

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当社が掲げる精密板金というのは、□30mm～100mm前後の装置部品の加工を指します。

お客様のニーズとしては省スペース化をしつつ、そのスペース内で複数の
機能を持たせるというものがあり、当社ではこの機能付加を複数回の
曲げ加工を行い、3D形状とすることで実現をしています。

【精密板金加工に於ける複雑曲げ加工品製作のポイント】
■曲げ加工箇所においては、ベンダー機を用いる際の掴み代を考慮し、
　余剰部分を持たせる
■曲げ加工品では、塗装・表面処理を行うと角部・曲げ部の表面処理が
　甘くなりがちであり、意匠性を伴わない場合には融通を利かせる
■多段曲げと呼ばれる製品の場合、ブランク工程と曲げ工程の進め方が
　重要となる為、加工手順等はじ加工会社に相談すること

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精密板金加工品には、加工工程の終盤に表面処理を施すことがあります。
表面処理をすることで、本来その材質が持ち合わせていない特性を
付加することができます。

「メッキ」は素材に薄い金属膜を析出させる表面処理方法です。
メッキをする金属が持つ様々な特性を付加することができます。

「塗装」は素材に対して塗料を表面に付ける処理で、焼付塗装や粉体塗装など
塗装方法は多岐に渡ります。塗装はメッキと比較して装飾性に優れています。

「シルク印刷」は、孔版の孔からインクを付けて印刷する方法で、一般に
シルクスクリーンやスクリーン印刷とも呼ばれます。

【特長】
＜メッキ＞
■素材に薄い金属膜を析出させる表面処理方法
■メッキをする金属が持つ様々な特性を付加することができる
■SPCCは耐食性を持っておらず錆びてしまいますがニッケルメッキを行って
　耐食性を持たすことが可能
■大きく分けて、電気メッキと無電解メッキの二種類に分けることができる

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「ブランク加工」とは、板材の抜きなどの加工を言います。

大きく分けて“レーザー加工機”と“ターレットパンチプレス”という
二種類の板金専用加工機で加工されます。

“レーザー加工機”は、材料にレーザーを照射することで局部的に溶融させ、
溶融部分にアシストガスを噴き付けて溶融物を噴き飛ばすことで切断を
行っています。

それに対して、“ターレットパンチプレス”はタレットと呼ばれる円状の
金型ホルダーに様々な形状の金型を取り付けプレスすることで鋼板に穴を
開けています。

二種類のブランク加工を同時にできる機械が複合加工機です。
レーザー加工機とターレットパンチプレスの機能を持ち、都度好適な加工方法を
取ることができ、加工コストを最小限に抑えることができます。

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精密板金加工品には、その用途に合わせて様々な材料から作られます。

鉄やステンレス・アルミ二ウムを用いて作られる精密板金加工品は幅広く
使用されており、耐食性などの特性付加の有無や密度や引張強さなどの物性値の
違い、外観の違いなど同じ金属でもそれぞれの材料に特長があります。

材料を選ぶ際に、その特性を十分理解して設計する必要があります。

例えば、屋外で使用されるような製品の場合は、元々耐食性を持っている材料を
使うことで表面処理加工を省略することができ、コストダウンにつながります。

材料を選ぶ際には精密板金加工品が使用される環境や製品形状、材料の
市場流通性などを加味する必要があります。

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当社の精密板金加工品の製造品目に関するご紹介と、当社で提供する
精密板金加工の加工設備について紹介します。

小ロット～量産まで幅広く対応が可能であり、生産数量に縛られることはなく、
納期対応についても常に稼働状況にゆとりを持たせて加工を行っているため、
最短で3週間の納期をお約束いたします。（特急品は別途対応枠あり）

また、切断したい部分を局所的に溶融させる「レーザー加工機」をはじめ、
「ターレットパンチプレス」や「溶接機」など、多数加工設備を使用します。

【特長】
■小ロット～量産まで幅広く対応が可能
■生産数量に縛られない（加工ロットに応じて価格の低減は行う）
■最短で3週間の納期をお約束（特急品は別途対応枠あり）
■当社の製品の多くはある程度のロット品（10個～100個／月）の生産量
■場合によっては、1000個までの大量生産も可能

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精密板金加工とは、一般には薄板金属を曲げたり切ったりすることで形状を
変化させる加工のことです。

精密板金加工品が使用される機器・装置は医療機器・食品機器・OA機器・
分析装置・半導体制動装置など、多岐に渡っています。

【工程フロー】
■1.設計
■2.材料選定
■3.ブランク
■4.曲げ加工
■5.溶接加工
■6.組み立て
■7.表面処理
■8.検査・出荷

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QCDS（Quality Cost Delivery Service）を最大化するための取組みを
常に行っています。

コスト面ではVA/VE提案による好適価格での精密板金加工品の製作提案を行い、
納期・サービス面では、「東海エリア向け 精密板金特急サービス」を
行っています。

また、品質管理面においては各種検査機器、検査工程を設け高い品質管理体制を
目指しています。

【特長】
■徹底した品質管理による不良発生の防止に努めている
■品質検査面では最終検査のみならず、各工程でも各種検査器を使用して
　工程内不適合の発生を抑えている
■主に東海エリア・関東エリア・甲信越エリアを中心に精密板金加工品を製作・供給
■東海エリアの装置メーカー様、機器メーカー様向けのサービスとして
　「精密板金 特急対応サービス」を提供

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お客様の製品競争力向上のために、VA（Value Analysis）/
VE（ValueEngineering）提案を行っています。

“精密板金加工品のコストは設計段階にて80％が決まる” と言われており、
精密板金加工のコストダウンや歩留りの向上、リードタイム短縮、品質改善は、
設計段階から行うことで大きな効果を得ることができます。

加工内容な加工方法を熟知した、精密板金加工会社ならではのサポート提案を
させていただきます。

【特長】
■「薄板」の特性を考慮したVA/VE提案を行っている
　・工法転換や図面変更を行うことで本来必要となる機能を損ねることなく、
　精密板金加工品を製作することができるようになる
■機器・装置類の設計者様、開発者様向けに「技術ハンドブック」を作成
　・提案させていただいたVA/VE事例を掲載
　・VA/VE事例は汎用的な内容と解説、イラスト・写真を付けている

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試作品・単品から500個／月までの中ロットの精密板金加工品の製作・
生産対応を行っています。

医療機器・装置、検査機器、OA機器、電気・電子機器、半導体装置などの
板金加工品は、まずは単品または小ロット（数個から数十個）の試作品が
作られます。

その試作品をお客様にて評価、フィードバックしていただき、量産に移行。
試作品の段階から量産性を考慮した、設計提案をさせていただいています。

【特長】
■試作品をお客様にて評価、フィードバックしていただき、量産に移行
■試作品の段階から量産性を考慮した、設計提案
■生産性と加工精度を重視した精密板金加工設備を保有
■メイン設備の1つとして「レーザー・タレパン複合加工機」がある
　・ダボやバーリングといった成形加工、タップ加工の機能が付加されている

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