第一エンジニアリング株式会社　会社案内

廃液焼却設備は、ナトリウムやカリウムなどのアルカリ金属を含んだ、
高COD廃液の焼却が可能な設備です。

この液中燃焼装置では、850～1200℃の高温雰囲気にこれら廃液を微粒化、
スプレーする事により、有機物を完全に酸化分解します。

補助燃料として、天然ガスなどの気体燃料、重油などの液体燃料、廃油、
廃ガスなども利用可能で、廃水・廃ガスと廃油の同時処理が行えます。

【特長】
■高温で溶融するアルカリ金属類を含んだ廃液の焼却が可能
■有機物の完全分解
■急冷機構によりダイオキシン類が発生しない焼却が可能
■廃水・廃ガスと廃油の同時処理が可能

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 （詳細を見る）

有機塩化物焼却設備は、有機塩化物を焼却処理して塩酸を回収する設備です。

塩素を含む有機物、有機物を含む廃塩酸などを1000℃以上の高温で焼却し、
有機物を完全に酸化し、塩素分を塩酸として回収します。

回収塩酸濃度は通常18％程度ですが、放散塔と組み合わせることにより
100％塩酸ガスも回収することが可能です。

【特長】
■有機物の完全分解
■高温からの効果的な熱回収
■放散塔と組み合わせると100％の塩酸ガスも回収可能

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固体焼却設備は、多種多様な廃棄物を完全に焼却できるシステムです。

キルンとストーカを組み合わせて、廃棄物の乾燥と焼却をキルン炉で、
燃えにくいものを滞在時間の長いストーカ炉で焼却します。

また、焼却灰、集塵灰についても混練・調湿し、さらにキレートによる
不溶化処理まで行います。

燃焼炉排ガスを利用した汚泥などの乾燥設備を組み込むことも可能です。

【特長】
■キルン・ストーカの個別燃焼管理により廃棄物に応じた運転が可能
■余熱エネルギーの有効利用（スチーム回収、電力回収、乾燥熱源等）
■幅広い廃棄物に対応
■容易な運転制御

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廃液濃縮装置は、水蒸気の熱源を利用して廃水を高効率で濃縮する装置です。

蒸発缶を多重効用缶とすることで、蒸気消費量を1/3以下にすることや、
蒸気再圧縮ブロワーを利用して省エネルギー化することが可能です。

当社では、廃液の組成・物性を検討し、好適な濃縮プロセスをご提案します。

【特長】
■コンパクトな構造で設置面積が小さく低コスト
■エジェクター、蒸気ブロワー、コンプレッサーを使用した省エネルギータイプも可能
■乾燥機を組み合わせた濃縮・固化プロセスも可能
■蒸発缶を多重効用缶とすることで、蒸気消費量を1/3以下にすることが可能

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アンモニア除去・回収装置は、廃水中のアンモニアを放散回収する過程で使用される装置です。
これにはスチームで放散する方法と空気で放散する方法があります。
アンモニアは、用途に応じた濃度のアンモニア水、もしくはアンモニアガスとして回収することが出来ます。
硫安として回収することも可能です。

触媒を組み合わせることで放散させたアンモニアを分解させ、無害化することも可能です。

【特長】
■必要濃度でアンモニアを回収
■樹脂製規則充填物を使用した放散塔設計
■ヒートポンプを組み込んだ省エネルギータイプ
■回収アンモニアの完全分解処理も対応

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溶剤回収は、VOCを含む廃ガスの処理対策として多くのプロセスがある中の、
一部です。

当社の吸収・蒸留法は、対象VOC成分に適した溶剤を選定し吸収法とする事で、
効率的なシステムです。

吸収法のため大流量・高濃度の処理に対応が可能です。

また、吸収されたVOC成分は蒸留塔で分離精製され、再利用が可能です。

【特長】
■大容量・高濃度に対応
■排水が少ない
■吸収液は繰り返し利用可能
■活性炭で問題となるような着火トラブルがない
■吸収溶剤の外部漏れ出しがない

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フッ酸・硝酸処理設備は、半導体製造事業や太陽電池製造事業などから
排出されるフッ酸や硝酸、窒素酸化物を含む廃ガスを処理する設備です。

本設備は、フッ酸、硝酸を除去するアルカリスクラバーや窒素酸化物を
還元する触媒反応塔、触媒反応に適した温度まで廃ガスを加熱する為の
ガス加熱器などで構成されています。

アルカリスクラバー用の充填物はMIRAXを使用し、従来の不規則充填物と
比較して優れた性能を備えており、既存の設備よりもコンパクトな設計が
可能です。

【特長】
■様々な濃度の有害ガスに対応
■余熱の有効利用が可能
■エネルギー消費量が少ない
■処理ガス中のリークアンモニアを防止する制御で周囲の環境に配慮

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廃酸処理設備は、鉄鋼酸洗工程から排出される塩化鉄水溶液から、
塩酸と酸化鉄を回収するプロセスです。

従来は、スプレー焙焼法（ルスナー法)、流動焙焼法（ルルギ法）などの
燃焼ガスによる熱分解法が利用されていましたが、当社のプロセスは、
反応をすべて液相で行います。

また、本プロセスを応用して、フッ化鉄からのフッ酸回収も可能です。

【特長】
■排ガスが出ないのでNOx、HCl、ダストなどの排ガス処理が不要
■液相反応であるため、運転開始・停止が容易
■熱源はスチームを使用する為、燃料が不要
■従来法に比べて省エネルギー
■回収塩酸濃度は共沸組成以上も可能
■設置場所が小さい

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