朝日熱処理工業株式会社
最終更新日:2020-10-09 16:18:13.0
【技術資料】ガス軟窒化処理(SNプロセス)
【技術資料】ガス軟窒化処理(SNプロセス)
当資料は『ガス軟窒化処理(SNプロセス)』についてご紹介しています。
「鉄鋼材料の種類による窒化層の写真例」をはじめ、
「SN処理により生成される組織構造」などをわかりやすく掲載。
朝日熱処理工業は、熱処理・表面処理のプロ集団です。
ご用命の際は、お気軽にお問い合わせください。
【掲載内容】
■鉄鋼材料の種類による窒化層の写真例
■SN処理により生成される組織詳細説明
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
ガス軟窒化処理(SNプロセス)
当社で行うガス軟窒化処理(SNプロセス)についてのご紹介です。
ガス軟窒化を行うと、金属表面に5μm~20μmほどの
化合物層(ε層)が形成されます。
この化合物層は、窒化物と炭化物からなる層で、ガス軟窒化処理は、
窒素原子だけではなく炭素原子も含んだ雰囲気中で行われるためです。
そして、この化合物層よりも内側では、拡散層と呼ばれる窒化物の層が
形成されており、これら化合物層と拡散層とによって鉄鋼材料部品の
耐摩耗性、疲労強度、摺動性能の向上が実現されます。
このため、自動車部品をはじめ、弱電部品、一般産業機器、金型など、
幅広く行われている表面熱処理と言えます。
【特長】
■深穴、スリット等、塩浴窒化処理、プラズマ窒化処理では不向きな
形状も容易に処理できる
■表面は、不純物、酸化膜等が付着することなく、乳白色の綺麗な仕上がり
■微小部品から大型部品まで、小ロットから量産まで容易に適用できる
■機械的特性の改善 ・耐摩耗性の向上(高硬度、低摩擦係数の化合物層の効果)
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