トルク制限クラッチの正しい選定マニュアル

「過負荷クラッチ」「トルクリミッター」とも呼ばれるトルク制限クラッチは、
費用のかかる過負荷損傷から機械やシステムを保護し、資材を守り出費を防ぎ、生産性向上に役立ちます。
しかし、どのトルク制限クラッチがどの用途に適合するのか、迷われる方も多いのではないでしょうか？

当資料は、トルク制限クラッチの種類ごとの特長や、
駆動装置に適した構造設計の選択肢を詳しく解説しています。

【掲載内容】
■ トルク制限クラッチが非常に重要な理由
■ 負荷保持または負荷分離－お客様の用途に適合するクラッチとは？
■ お客様の駆動装置に適合する構造設計とは？
■ 寸法決定－水平サーボ軸のサイズ選択、エネルギー計算、およびトルク調整
■ 過負荷時の信号検出
■ どの特性が高品質のトルク制限クラッチを特徴づけるか？
■ トルク制限クラッチの選定チェックリスト

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 （詳細を見る）

『EAS-HSE』は、すべての高速な駆動装置に好適なトルクリミッターです。

噛み合い式で解放される過負荷クラッチ。回転速度は最高25,000rpm、
標準でトルクレンジは45～11,200Nmです。

特に、試験装置技術のニーズにあわせて設計されており、高価な試験片や
敏感な測定ユニットを過負荷による損傷から保護します。

【特長】
■ 噛み合い式で解放される過負荷クラッチ
■ 同期再係合
■ 高精度で製造された各部品
■ 測定フランジに直接フレキシブルに取付
■ 高いねじり剛性
■ コンパクトで高い出力密度

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『EAS-compact』は、経済的な機械保護ができるトルクリミッターです。

設定された制限トルク値を超えた場合、作動誤差±5%の高精度で、
クラッチの係合が解除され、すぐにトルクが遮断。

ボールラチェット機構による、アキシャル・ラジアル両方向において
完全バックラッシュレスのトルク伝達を実現。

また、多様なカップリングの組み込み、及び、モーター・フランジへの
取り付けなど、お客様の多岐にわたるニーズへの対応も可能。

最大トルク1,500Nm、及び最大回転数4,000rpmまで、標準対応。

【特長】
■ 高い遮断、および繰り返し精度、作動誤差±5%の超高精度
■ 通常運転では、バックラッシュレスでトルク伝達
■ 過負荷発生時、入力と出力をミリ秒単位の高速で分離
■ 設定表を使用し容易にトルク調整、簡単な取付けと取扱い
■ 高い出力密度により、小さい質量慣性モーメント、コンパクトな構造
■ 15°、または360°同期のいずれかによる再係合
■ 防錆仕様、シール構造等のオプション

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当カタログは、Mayr社が取り扱う『トルクリミッター』製品の概要を掲載しております。

トルクリミッターの分野では、当社は世界の市場および技術リーダーであり、
多くの企業で高価な過負荷による損傷や生産停止から保護することに貢献しています。

負荷分離タイプのトルクリミッターEASシリーズでは、設定トルクの公差は、
5%以内に収まる高精度であると同時に、メイン機種のEAS-compactは、
バックラッシュレスで高精度な機械の安全装置として使用可能です。
このEAS-compactシリーズでは、ラチェット式と空転式を揃えており、用途に合わせた
装置設計を可能としています。特に空転式は高速回転にも対応し、バックラッシュレスの
特性と合わせて、スピンドル駆動等の精密機械向けに優れた性能を発揮します。

また、EAS-エレメントシリーズでは、高トルクや高速回転の装置向けに
フランジタイプやカップリング一体型製品もラインアップしています。

過負荷時に滑り運動により一定トルクで保持する滑り式トルクリミッター
は、大容量50 kNm・高速回転8,500 rpmまで標準で対応可能です。 （詳細を見る）

当カタログでは、過負荷の場合に残留トルクがほとんどなく入力側と
出力側が完全に分離し、手動や装置を介して意図的に再係合するまで
その状態を維持することができる空転式トルクリミッター
『EAS-compact-F』をご紹介しております。

過負荷による部品の破損や生産損失から確実に保護し、
高速ドライブと大きな質量慣性モーメントに最適です。

また、7つのサイズ、及び3種類のカップリング付きを含む、
計10種類のタイプがあり、カスタマイズも可能です。

導入検討の際に参考にしやすい一冊となっておりますので
ぜひご一読ください。

【特徴】
■空転式トルクリミッター
■密閉された機能部品：Oリングは、高速回転時も、
　潤滑油がクラッチから飛び散ることを確実に防ぎます。
■コンポーネントが中心に配置されていることにより、
　高速回転時も優れた走行性能と少ないアンバランス量を実現します。
■バックラッシュレスのトルク伝達
■高い出力密度
■校正済のトルク調整
■再現性の高い精密なトルク制限

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