真空クランプシステム　総合カタログ_シュマルツEdition4

真空機器専門メーカーのシュマルツ株式会社（横浜市都筑区）は、NC ルーター用真空吸着ブロックのラインナップとして高精度の吸着ブロックISBL-T シリーズを開発致しました。
シュマルツでは自動搬送用真空機器の他、加工機向けの真空吸着ブロックを製造しています。
真空吸着ブロックは木板など加工前の材料を底面から吸着し固定することによって加工品の生産をサポートします。底面部からの保持のため、材料の表面だけでなく、側面の加工も可能です。
真空クランプシステムIS シリーズでは、マシンテーブル、グリッドテーブル、フラットテーブルなど様々なテーブル上にシュマルツ製スチールプレートを置くことによって吸着ブロックを導入することができます。
ワークに合わせて自在に配置することができ、加工品ごとに制作していた治具が不要になります。
ISBL-T シリーズは高さの精度が±0.06mm の真空吸着ブロックです。従来のラインアップ（高さ精度±0.15mm）では実現できなかった高精度の加工が可能になるため、ご使用いただける場面が広がります。
また吸着保持ではなく、メカ式のクランプもご用意しています。 （詳細を見る）

真空機器専門メーカーのシュマルツ株式会社（横浜市都筑区）は、木材加工時の固定に最適な真空チャック「マルチクランプシステム VC-M シリーズ」を開発致しました。
マルチクランプシステムVC-Mは、木板のカット、研磨、ネジの取付け等、様々な木板加工時に材料を真空エアによって固定する吸着機器です。吸着部となるプレート単体、もしくは吸着プレートとベースを組み合わせて使用します。
吸着プレートは真空発生器を内蔵しており、圧縮エアを接続するだけで両面を吸着固定し、容易に使用することができます。吸着範囲はプレートの溝にシーリングコードを入れることによって様々な形状、サイズに調整できます。吸着プレートを複数配置することによって長さのあるワークにも対応します。
吸着プレートは真空発生器を内蔵していないタイプもラインアップしており、近くにエア源がない場合にはAC100V で使用可能な小型真空ポンプもご用意しております。
また吸着プレートをオプションのベースに取付けることによって、角度を変更できるようになります。ワークの表面以外を加工する場合に最適です。 （詳細を見る）