株式会社ベテル ハドソン研究所 【測定事例】<燃料電池材料>イットリア安定化ジルコニア【TA】
- 最終更新日:2012-04-18 13:19:30.0
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熱伝導率が非接触で測定可能です! 炭素系材料なら表面処理も不要!
イットリア安定化ジルコニアは、「ジルコニアを元とした酸化物で、酸化イットリウムを添加して、室温下でのジルコニアの結晶構造を安定化させたもの」です。
用途は、耐火物、電気伝導性セラミックス、固体酸化物形燃料電池 (SOFC)製品の材料、硬度と単結晶中の光学特性から、宝石としてキュービックジルコニアなどが挙げられます。
燃料電池の材料の場合、使用する温度が高温になるため、熱物性は重要です。
また、キュービックジルコニアはダイヤモンドによく似ており、類似ダイヤとしても重用されています。
ダイヤモンドと同様に屈折率が高いので、きらきらと輝きます。
大きな違いは、熱伝導率です。
簡易的に熱的な性質を見て、ダイヤかジルコニアを判別する装置もあるようです。
他には、ガスタービンの遮熱コーティングTBCコートなどにも使われているようです。
測定した結果は、熱拡散率で1.13×10^-6 m^2s^-1でした。
ダイヤモンドに比べると、2~3桁低い値です。
当社のサーモウエーブアナライザTAは、非接触測定が可能です。
炭素系の材料は、表面処理が不要で測定できる場合が多数あります。
基本情報【測定事例】<燃料電池材料>イットリア安定化ジルコニア【TA】
【主な特長】
○レーザーを用いた非接触で熱拡散率を測定
○有機フィルムからダイヤモンドまで評価
○樹脂系材料の測定も可能
【その他の特長】
○フィラー(AlN、SiO2、SiC、CNT等)と樹脂の複合材料は、
配合比率で熱伝導性が大きく変化するため、熱拡散率の測定が必須です。
○樹脂系材料の測定も可能
→グラファイトシート
→ポリイミドシート
→シリコン系熱伝導性シート
→炭素系材料
→その他樹脂シート
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型番・ブランド名 | TA |
用途/実績例 | ◇面内方向と厚さ方向の異方性 ◇分布測定 ◇極薄のポリイミドシートの熱物性評価 |
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