使用環境下における製品寸法のバラツキを考慮した製品形状の提案
品質工学とは、田口玄一博士によって創始された技術手法で、タグチメソッドまたはロバストデザインとも呼ばれており、その中心的な方法は機能性の評価とその改善方法です。分かりやすく言うと田口流実験計画法となりますが、特筆すべき点は、使用条件や環境条件のバラツキに対して強い設計(製造条件)にするためのツールとして確立しているということです。当社に置き換えてみると、お客様の使用環境下における製品寸法のバラツキを考慮した製品形状の提案、及びこれを加味した上での最適な成形条件を見出す為の手法となります。
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基本情報技術紹介 品質工学
【技術紹介】
○使用条件や環境条件のバラツキに対して強い設計(製造条件)にするための
ツールとして確立。
○使用環境下における製品寸法のバラツキを考慮した製品形状の提案。
○最適な成形条件を見出す為の手法。
【品質工学による最適な成形条件の見極め】
○管理温度下(0℃~80℃)での寸法のばらつきが小さい成形条件を得ることが
出来た(3.219dbの利得)。
○解析と実験結果との相違性大きな開きがないことが確認できた。
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