機械加工により厚みを0.5mmまで薄くしており、平面研磨もできます。機械加工ですので金型で製造するよりもはるかに寸法精度は出ます
多孔質(ポーラス)焼結金属を限界まで薄くしてみました。多孔質(ポーラス)焼結金属業界では機械加工を施すと目詰まりを起こし、フィルターとしての役目を果たさなくなるので、タブーとされてきました。しかし、金型での製作は困難を極め多孔質(ポーラス)焼結金属の限界を感じておりました。この技術により多孔質(ポーラス)焼結金属の壁が取り払われ、金型では不可能だった形状でも製造可能になりました。
基本情報最薄(厚み0.5mm)!!ステンレス製多孔質(ポーラス)焼結金属
多孔質(ポーラス)焼結金属に機械加工が施せると様々な利点が生じてきます。
まずは精度の問題。通常多孔質(ポーラス)焼結金属は高温まで上げる為膨張と収縮が起こり、寸法精度は決められなかったのですが機械加工により格段に寸法精度が出るようになります。次に形状の問題。ステンレス(SUS)製多孔質(ポーラス)焼結金属の場合加圧成形もしますので条件はさらに悪くなるのですが、上パンチと下パンチにより形状を決めますので、例えばT型(チーズ)の様な形状は当然出来ません。しかし機械加工が出来ればクリアできます。※但しなんでも機械加工出来るのではなくやはり多孔質(ポーラス)体ですのでチャッキングが出来るものに限りますが…チャッキングの力が弱すぎると加工時に材料が飛びますし、逆に強すぎると多孔質(ポーラス)焼結金属最大の特徴である空隙を小さくしてしまうというような問題が生じてきますので。
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用途/実績例 | 多孔質(ポーラス)焼結金属を限界まで薄くしてみました。多孔質(ポーラス)焼結金属業界では機械加工を施すと目詰まりを起こし、フィルターとしての役目を果たさなくなるので、タブーとされてきました。しかし、金型での製作は困難を極め多孔質(ポーラス)焼結金属の限界を感じておりました。この技術により多孔質(ポーラス)焼結金属の壁が取り払われ、金型では不可能だった形状でも製造可能になりました。 |
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