他の加熱方式と比較して短時間で内部まで表面と同温度まで昇温させることができる
遠赤加熱は他の加熱方式と比較して短時間で内部まで表面と同温度まで昇温させることができる。
熱風加熱や接触(伝導)加熱は熱源により加熱された空気や熱源そのものを被加熱物に接触させる加熱方式であり、両者とも伝熱方式は同一である。
熱風温度と被加熱物の表面温度の差で熱流が起きるが、比較的短時間で表面は同温度にな表面から内部への伝導分しか熱源からの熱吸収は起きない。
そのため物体表面の温度は上がるが内部まで温度が上がるのにはかなりの時間がかかる。
「特徴」
○遠赤加熱は被加熱物の表面と内部の温度差がほとんどない状態で加熱できる。
○熱風加熱のように物体表面から徐々に内部へ熱が伝わるのに比較して短時間で加熱できる。
○塗装乾燥の場合 発泡やクラック現象が起きにくい。
○プラスチック加工の場合、均一加熱のため不良品が起きない。
○食品や薬草などは 有効成分や香り、味が変質する前に乾燥終了できる。
○温度分布を容易に均一化できる。
基本情報技術資料 遠赤加熱と熱風加熱・接触加熱の比較
○遠赤加熱はヒーター温度の4乗と被加熱物の表面温度の4乗の差に比例した熱流となる。
○計算式はステファン・ボルツマンの法則を使用する。
○被加熱物が目的温度に達した後でも、ヒーター温度は初期のままで高温である。
○遠赤加熱は加熱初めから終了時まで熱流はほとんど変わらない。
○表面で受けた熱流は内部への供給エネルギーとなり、他の加熱方式と比較して短時間で内部まで表面と同温度まで昇温させることができる。
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