株式会社稲沢機械製作所 電子ビーム溶接 応用例「メーンドライブギヤー S Cr 22」
- 最終更新日:2014-11-26 13:49:57.0
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電子ビーム溶接は、これまで原子力・航空機・宇宙産業といった特殊分野に限られていましたが、最近では自動車産業・電気機器・工具関係等一般産業にまで使用され、新しい加工技術として実用化の時代を迎えました。
稲沢機械製作所では、中部工業地帯の需要に対応するため日本電気製全真空型電子ビーム溶接機を導入し優れた技術力をもとに、能率良い作業と低廉な加工費で、電子ビーム溶接の委託加工をお引き受けすることになりました。
電子ビーム溶接は高真空中で高電圧にて加速され、かつ集束・制御された極めてパワー密度の高い電子ビームを利用して、溶融溶接を行なう方法です。
この電子ビームのパワー密度は通常10⁶ワット/cm²以上(アーク溶接の約5000倍以上)あるため溶け込みが深く、しかも巾のせまい溶接部が得られます。
【特徴】
○薄板から厚板まで広範囲の突合わせ溶接ができる
(0.02mm程度の箔から50mmの厚さの溶接が1回で行なえる)
○高融点の材質同志の溶接ができる
(モリブデン・タンタル・タングステンなど)
詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
基本情報電子ビーム溶接 応用例「メーンドライブギヤー S Cr 22」
【電子ビーム溶接機の仕様】
[型式 EBW(6)523636]
○ビーム加速電圧:60~150KV DC
○ビーム電流:0~40mA
○ビーム出力:6KW(MAX)
○ビーム貫通能力:SUS304で50mm
○真空度:5×10⁻⁴Torr
○排気時間:約5分
○溶接室寸法:1320(X)×920(Y)×700(Z)
○X-Yテーブル:大きさ 650(X)×430(Y)/移動範囲 640(X)×430(Y)
[型式 EBW(6)13-09-11]
○ビーム加速電圧:60~150KV DC
○ビーム電流:0~40mA
○ビーム出力:6KW(MAX)
○ビーム貫通能力:SUS304で40mm
○真空度:5×10⁻⁴Torr
○排気時間:約5分
○溶接室寸法:1360(X)×920(Y)×850(Z)
○X-Yテーブル:大きさ 700(X)×450(Y)/移動範囲 580(X)×380(Y)
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用途/実績例 | 【用途】 ○自動車関係 →ミッションギヤー・クラッチハウジング・トルクコンバーター・ ブレーキバンド・ボールジョイント・ショックアブソーバー・フライホイール ○航空機関係 →ジェットエンジン・燃料制御トランス・ジューサ ○船舶関係 →クランクシャフト ○食品関係 →ステンレスバンド ○重電機関係 →スチームタービン ○補修溶接 →精密鋳造品の巣・クラックの修理・完成品の設計変更による部分改造・ 機械加工ミスの修理 ○その他 →バンドソーブレード・熱交換器 ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。 |
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